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ちょっぴりセレブ気分なバレーパーキング!
6月から改正された道路交通法によって、違法駐車がかなり少なくなったようです。クルマは駐車場へ停めることが、やっと当たり前となりつつあるのかもしれません。

皆さんもご承知の通りロサンゼルスはクルマ社会。クルマがなければ、コンビニへ行くのにも苦労する有様です。クルマ社会ですから、違法駐車には厳重な取り締まりを行うパトロール隊が活躍しています。ちょっと停めていただけでも、違反は違反。違反キップをきられ、罰金です。目的地へ行きたくても、駐車場がなければどうしようもない、というわけです。

そこで利用されているのが、バレーパーキング。皆さんも、ホテルや、ビバリーヒルズの街角、ハリウッド映画などで見た記憶がありませんか? レストランやクラブなど店頭に車を寄せると、係りの専門スタッフが鍵を受け取り、クルマを近くの駐車場へ停めて預かってくれる。帰るときは、スタッフが店頭までクルマを戻してくれるサービスのことです。ちょっぴり気分はセレブ? 的な感覚が味わえます。

このサービス、バレーパーキング専門の会社がレストランやクラブなど駐車場がない店舗と契約し、責任を持って車を預かってくれているわけですが、日本ならともかく、治安があまりよくないアメリカで、たとえ数時間の間だとしても、クルマと鍵を預けるなんて、大丈夫? と、私もちょっぴり不安でした。が、このバレーパーキング、いったん利用すると、駐車場を探す手間も省けて、とても便利。一人で夜の駐車場内を歩かなくてもすむことは、女性にとって嬉しいサービスでもあるわけです。加えて、料金もそれほど割高でもないケースがほとんどで、料金+チップ、クルマとキーを渡してもらったときに、チップを払う手間がある程度。利用する価値は充分あります。

でも、安心してバレーパーキングを利用するための守るべき最低限のルールがあります。例えば、貴重品は車内に残さない、買い物したものなどはトランクへ入れておく、小銭など目に付くところへは置かない、こんな感じです。クルマを預けるにあたって、当たり前のことかもしれませんね。

最近、日本でもショッピングモールやデパートなどで同様のサービスが始まっているようで、特に駐車、車庫入れが苦手な女性に人気があるようです。これからは、日本でも、バレーパーキングが当たり前になるかもしれませんね。