公開ダイエット生活2週目が終了したが、まだ体重の減少は見られない。でも、たった2週間だが、さっそく変化したことがある。それは、体重の変動が激しくなくなったことだ。
この9か月、ほとんど「リバウンドした」といっても差し支えないくらいに2〜3kgぐらいの増減を繰り返していたが、この2週間は、1kgの中での変化しかない。これって、結構すごい変化だと思う。
一年間、公開ダイエットのために体重を記録し続けたのでよくわかるのだが、体重は決して、食べた量や運動などによってすぐに変化したりはしない。もちろん食べ過ぎて、一晩に2kg太るということもあるにはあるが、同じように食べ過ぎても、まったく変わらないこともある。常に2〜3kg変化している時というのは、身体が「痩せる」という方向に向かっていないということだから、ちょっとくらい食べる量を減らしても、簡単には痩せないのだ。
反対に、安定した数字が数日、あるいは数週間続くと、ある日突然、体重がガクンと減る。それは「あまり食べなかった」とか、「運動を一生懸命やった」というようなことがなくても、突然起こりうることなのだ。
そう考えると、連載終了後の9か月は、常に身体が「痩せる」という方向に向かっていなかったということになる。ありがたいことに、本格的に「太る」という方向に向かうこともなかったので、何とか多くても3kg増し、それもすぐに元に戻せるという状態をキープすることができた。それでも「痩せる」方向になっていなかったため、連載終了時の体重を、たとえ一瞬でも下回ることもできなかったのだろう。
けれど、今は違う。
再び連載がスタートしてから、体重が1kgの範囲内でしか増減しないことは、身体が間違いなく「痩せる」方向に向かっている証拠である。身体は基本的に、常に「太る」という方向を向いている(私の場合)。にも関わらず、ちょっと食べ過ぎても、お酒を飲んでも、体重が増えないということは、今までの経験からいって、身体が痩せようとしていることは間違いないのだ。
連載のない時は、「食べてもあまり太らない」時期になると、ついつい安心して食べ過ぎてしまったものだが、再び心を入れ替えた今の私は、「食べても太らないということは、これは痩せるということだ」と思い、美味しそうなものを前にしても、無理なく我慢することができる。
本当は、連載があってもなくても、こういう心持ちをキープできなければいけないのだろうけど、それはそれ。やはりダイエットは精神の問題なのだ。自分自身に思い込ませる、つまりマインドコントロールしなければ、なかなか本格的に痩せることはできない。
ここで読者の皆さんに、「ついに体重が減りました!」という報告を書くために、「そろそろ体重が落ちるぞ!」と自分に言い聞かせている毎日だ。
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