ピンクとオレンジの相性は、なかなか悪くありません。お互い、素顔で接することのできる、気の許せる友人になります。

オレンジから見ると、ピンクは非常に感性豊かで繊細、確固たる自分の世界を持っている人と感じられます。またピンクの持つオリジナリティは、オレンジにとっては、密かな憧れの対象でもあります。一方、ピンクからオレンジを見ると、とても華やかで人の心をつかむ力を持った、行動力のある人と映っています。オレンジの行動力や積極性は、ピンクにとって自分にはない、うらやましい個性でもあります。

ピンクとオレンジは、仕事のパートナーとしても悪くないし、恋愛の相性もなかなかです。もちろん結婚も悪くはありません。ただ、オレンジは気が多く、もて過ぎるところがピンクにとっては不安の種。嫉妬深いピンクは、心配で心配で眠れない夜を過ごすことがあるかもしれません。また、ピンクはとても詮索好き。あまり細かくオレンジの行動をチェックしすぎると、愛情が冷める原因をつくってしまいます。

オレンジは、とても発展家です。情熱的、衝動的な面があり、ひとたび何かを欲しいと思うと、我慢ができない性格です。また、常に社会における自分の可能性を試したいと思っていて、一生夢を追いかけ続ける人です。一方、ピンクは、自分の足場を現状のまま固めたい、巣作りタイプ。オレンジに比べると守りの意識が強く、どんどん自分の思う方向に突き進んでいくオレンジの生き方に、ついていけない部分もあります。

でもオレンジは、そんなピンクの気持ちを、まったく想像することができません。とても気は合うのに、これからの展望については、まったく方針が異なり、ピンクはいつもハラハラ。気持ちが安らぐ時がありません。またオレンジも、そんなピンクの態度に、いら立ちを感じてしまいます。

ピンクとオレンジが異性同士だった場合は、かなりロマンティックに燃える恋をすることでしょう。ですが、長い付き合いになってくると、発展家のオレンジに対して、ピンクは心配でたまらず、病気になったり、ストーカーに変身したりすることも。オレンジとピンクの愛情関係の前途には、三角関係に悩む運命が見え隠れしています。

ピンクとオレンジの仕事での相性はまあまあです。もし仕事場で同僚同士だとしたら、そこそこ仲よく仕事をしていけるでしょう。また、上司と部下という関係でも悪くはありません。でももしピンクとオレンジが仕事で組むなら、一般的な仕事ではなく、俳優やタレント、画家、デザイナー、ミュージシャンといったクリエイティブな仕事のほうがよい運を呼び込めます。