紫と白はなかなか相性がよく、なぜか特殊な場所で出会う運命を持っているようです。たとえば、病院やエステティックサロン、フィットネスクラブ、温泉、図書館、結婚相談所、裁判所、カウンセリングの場、宗教的な場所など、精神や体をリフレッシュしたり、メンテナンスするような、思いがけない場所で出会う可能性が高いのです。
またそういう場所でなくても、肉体的、精神的なダメージがきっかけで、会話を交わす傾向があります。共通の悩みや目的を背負った者同士、とても話が合うでしょう。ふたりで何かをしようとか、何かをつくろうとかいうことではなく、むしろお互いに痛みや疲れを癒す存在として、それぞれの重要な位置を占めるでしょう。
白と紫は、感性がよく似ている部分があります。集団が苦手でセンシティブな紫は、白の前では比較的、自由に振る舞えます。一方の白は、自分で積極的に何かをしようというタイプではなく、他人から何かを押しつけられるのも大嫌い。その点、ソフトな印象の紫には好感を持つことができます。
ただし、相性がよいとはいえ、このふたりは、いわゆる「傷をなめ合う関係」なので、お互いネガティブな方向に向かうと、際限なく深みにはまってしまう危険性があります。そんな精神的に弱いふたりが一緒にいても、運が開けることはまずありません。
紫と白が女性同士の組み合わせだった場合、とてもエレガントな付き合いになります。お互いに女らしくしていようとか、綺麗にしていようとか、優雅に振る舞いましょう、といった意識が高く、女性同士の組み合わせは、より美しくなる運があります。また男性同士の組み合わせでは、今ひとつ競争力に欠け、病気やケガ、災難に見舞われる凶運が見え隠れします。
白と紫が異性同士だった場合は、ほとんどの場合がひかれ合い、ごく自然に愛し合うようになります。ふたりの結び付きには、肉体的な結び付きより精神的な結び付き、癒しの要素が強く、すぐに同棲生活に入ったり、結婚に発展しやすい関係となります。
ただこの場合、男性に経済力があれば問題はありませんが、経済力が弱いとふたりの将来に不安が残ります。社会的な競争力の弱さが、一家の柱としては頼りなく、またゼロから築くほどの体力気力もありません。さらに、このふたりが注意しなければならないのは、精神と体の病気です。日々の健康管理に注意し、経済的なバックボーンさえしっかり固めれば、白と紫のカップルの運は、かなり安定したものとなるでしょう。