紺と黄色の組み合わせは、たいへんよい相性を持っています。同性同士での相性はもちろん、異性同士、中でも女性が紺、男性が黄色の組み合わせが最高の相性となります。とにかくサービス精神が旺盛で、気配り屋の黄色。誕生日にはプレゼントを欠かさず、何かの記念日には花束を持って駆け付けるなど、派手でドラマティックな演出も、照れずにサラリとやってみせます。黄色は紺を喜ばせることを何よりの幸せとしているので、紺の喜ぶ顔を見るためなら、あらゆる努力を惜しみません。
紺は照れ屋で愛情表現が苦手。自分からは「好き」や「愛してる」などという言葉は絶対に言えませんが、人には言ってもらいたいと、いつも思っています。それに対し黄色は、愛情をストレートに表現することをためらいません。紺はそんな黄色を愛おしく感じ、またそれにつられて素直に自分の感情を表現することができるようになります。
黄色は常に人生に楽しいことを求める、根っからのイベント大好き人間。紺もイベントは嫌いではないし、誘われれば出かけていきますが、自分から積極的に計画して何か行動を起こすタイプではありません。黄色と一緒にいると、最初のきっかけを黄色がつくってくれるので、後は紺が計画の細かい部分を詰め、実行に移すという役割分担がしっかりとでき、より人生が楽しく、変化に富んだものとなります。
同性同士でも、さまざまな点で相性がよい紺と黄色。男女の場合は、精神的にも肉体的にもずれがほとんどなく、恋するための理想的なカップルです。そして恋愛から結婚に結び付くのも、時間の問題です。もちろんときどきケンカもしますが、お互いに相手に対する思いやりが先に立ち、大ゲンカまでには発展しません。
ただし、黄色はとてもモテる人なので、紺が多少、ヤキモキさせられることがあるかもしれません。黄色は誰に対しても親切で、幅広い友人を持ち、従って誘惑も多く、紺は落ち着きません。紺もモテる人なのですが、黄色ほど交友関係が広くはなく、その違いが黄色に対する紺の嫉妬心となって表れてくることもあるでしょう。
紺と黄色は、仕事の相性も悪くはありません。お互いに自分にはない部分を補い合って、とてもよい関係を保ちます。黄色ひとりでは危うさを感じる仕事でも、詰めが細かい紺と仕事を組むことで、黄色の能力が最大限に引き出されます。ひらめき型の黄色は、企画開発に才能を見せ、そのサポートを紺が担当することで、質のよい仕事となります。
紺と黄色は、組み合うと、何かを生み出さずにはいられない相性です。ひとりでは形にならなかったことも、ふたりが一緒だと具体的な結果に結び付きます。「夢を現実にする」それが紺と黄色の相性です。