紺と赤は基本的によくも悪くもない、ごく普通の相性ですが、こと仕事に関しては0か100か。つまりまったくダメか非常によいかのどちらかという、極端な相性運を持つふたりです。たとえば、紺と赤が仕事のパートナーとして出会い、うまくお互いの役割分担ができれば、素晴らしい結果が待っています。
また、このふたりは学校や会社、サークル、趣味の会など、同じグループの中にいることが多く、自然と出会う機会や一緒に仕事をするチャンスが大きくなってきます。ただし、仕事以外の面では、ふたりの性格が違いすぎるため、しばしば意見が衝突することがあります。この場合は、お互いに相手の考えていることが手に取るようにわかってしまうのが主な原因なので、お互い、適度に距離を置いた付き合いにすれば解決します。
紺も赤も、それぞれひとりでいるときには考え方や態度は非常に大人なのに、ふたりが一緒になると、とたんにお互い、行動や思考が子供っぽくなってしまいます。その理由は双方、この相手なら地を出しても大丈夫、と甘えてしまうからです。何かトラブルがあっても、こうした子供っぽい部分を隠し、大人として振る舞えれば、とてもいい関係になれるでしょう。
特にこの組み合わせには、アーティスティックな面での結びつきや、協力して形になるものをつくることが向いています。行動力、実行力に秀でている赤を、芯が強く慎重な紺がうまくサポートできれば、それこそ実力以上の力を発揮するでしょう。
紺と赤の組み合わせの特徴的な点としては、ボランティアなど、社会的に意義のある行為でふたりが結びつくと非常によい結果が得られるという事実です。社会に役立つことなら、報酬抜きでも積極的に参加し、情熱を傾ける……それができればふたりの運は、必ず開けてくるでしょう。また、ふたりは長く付き合える関係でもあります。お互いを理解しているので、何かの拍子でプッツリと縁が切れてしまう、ということはありません。
紺と赤が異性同士だった場合、ふたりの恋愛は最初はラブラブモードでも、時間がたつほどに、お互い少しずつ違和感を感じるようになるでしょう。それは、やや受け身がちの紺が、積極的な赤に振り回されてしまうという図式になるからです。でも、それなりの経験を積み、紺が赤に対して余裕をもって接するようになれれば、ふたりの関係はうまくいきます。
ところで、このふたりが結婚すると、お互いの価値観の違いにとまどい、かなりストレスがたまる生活になりそうです。解決法としては、ふたりで何ができるのかを一緒に考え、目標を持つこと。それができないなら、なるべく早く子供を持ち、生活そのものを一変させてしまいましょう。実は子供にとっては、ふたりの価値観の違いがよい影響を与えるのです。