水色同士は非常によい相性です。社会に対する適応力が優れている水色は、どんな状況であっても周囲に合わせ、地域に溶け込み、迷い悩みつつも上手に暮らしてゆくことができます。他人との距離が近い日本の社会では有利なキャラクターといえ、それだけ浮き沈みの少ない人生運を持っているともいえます。
ただし、水色の運のよさも日本の社会で生きればこそで、個人主義が当たり前の外国で暮らすと、その個性がうまく生かされません。自分自身のポリシーを貫くことに、今ひとつパワーが不足ぎみの水色は、常に何かに頼りたがり、他人の物差しで自分を測ろうとしてしまうところがあります。たった一度しかない人生。もう少しわがままに、積極的に生きてもよいでしょう。
ひとりではパワー不足の水色ですが、ふたりならが然雰囲気が違ってきます。臆病で神経質、自分に自信がない水色も、自分とよく似た相手と一緒にいることで落ち着き、余裕が出てきます。言葉に出さなくてもわかり合える相手が近くにいることで、ストレスが解消され、自分に自信が持てるようになり、結果、運も開けてきます。
水色同士は、仕事での相性もとてもよいでしょう。お互いに相手を信頼し合い、末永く付き合ってゆけます。もちろん、相手にまったく不満がないわけではありませんが、文句をいいつつも我慢できる関係なので、多少のトラブルは話し合いで解決できるでしょう。特に、会社の仲間同士といった立場で、チームプレーが重要なポイントとなる場合、水色同士の組み合わせは、大きな力を発揮します。
ただし、水色の個性はどちらかといえば「受け身」なので、企画開発や営業など、積極性とアイディアが必要な仕事はあまり向きません。水色は、自ら運を切り開いていくタイプではなく、常にどこかで何かにすがっていないと、自分の地位を保てないもろさがあります。そういう意味では、何か枠や規制、または厳しい条件がある中で仕事をするほうが向いているといえるでしょう。
水色同士が異性だった場合は、とてもロマンティックでかわいらしい恋愛関係となります。このふたりは恋愛運がとても素晴らしく、ふたりが一緒にいるだけで周りの人々を幸せにする、そんなパワーを秘めています。また結婚しても、いつまでも恋人同士のような、周りが羨む素敵な夫婦生活を送ることができます。
水色同士の組み合わせは、経済的な部分でもなかなかよく、もともと金運に恵まれています。また、意外に堅実で、地に足がついた生活を望み、浮ついた暮らしは求めません。そのため、水色同士の結婚生活ではあまり波風は立たず、問題が起きたとしても小競り合い程度でしょう。お互い、相手の内面が読めるだけに嘘をつくことができず、ちょっと窮屈ではあるけれど、信頼のおける夫婦として充実した一生を送れるでしょう。