水色と緑は、なかなかよい相性です。それも家族同士であったり、友人同士であったりと、わりと近い社会に暮らしているため比較的、出会いやすい運命を持っています。とりわけ家族の中では母親が緑で子供が水色という組み合わせ、または、父親が水色で娘が緑という組み合わせが多く見られます。そのほか、年の離れた兄や姉が緑で弟や妹が水色というのもよくある組み合わせです。
水色と緑は出会いやすい運命を持つとともに、親しくなりやすいという傾向もあります。緑から見た水色は、接していて心地よく、好感の持てる相手です。少々気難しく、他人に厳しい緑は、集団の中では苦手がられる傾向があるのですが、水色はそんな緑の気質を、不愉快とは思いません。
むしろ、常に何かに頼りたい水色にとって、目標といえるような指針を示してくれる緑は、とても頼もしい相手と映ります。人から敬遠されることに慣れている緑にとっては、自分の意見に素直に耳を傾けてくれる水色を、とても好ましく、そして得難いパートナーと感じます。
そんなふたりが仕事で組むと、職種を問わずよい運をもたらします。どちらかといえば、緑が水色をリードし、方向性を決めた上で、水色がわきを固めれば、とてもよい結果を生むでしょう。また、企画開発や営業、あるいは芸術的な仕事など、オリジナリティが求められる仕事では、上手に役割分担をすることで、大きな運を呼び込むことができます。さらにこのふたりが組んで、ベンチャーなどの事業を起こすのも悪くはありません。このふたりの下に、赤や青のスタッフを持てば、業績は順調に伸びるでしょう。
水色と緑が異性同士だった場合は、とてもロマンティックな恋愛をするでしょう。緑と水色は、年齢差がある恋愛でも臆せずに飛び込む勇気があります。40代の緑の男性と20代の水色の女性、または30代の緑の女性と、20代の水色の男性といったように、緑が年上のパターンが多くあるようです。また、このふたりの恋愛運は、年が離れていればいるほど、よくなる傾向があります。
ただしこのふたりにも、鬼門がないわけではありません。緑は一見、自信たっぷりに振る舞ってはいますがその実、自分に自信がなく、誰からも好かれる水色が、いつか自分から離れてゆくのでは、といった不安を常に抱えています。その気持ちの現れか、緑は何かにつけて「自分が、自分が」と主張する面があり、それが行きすぎると水色もうんざりしてしまいます。ふたりの関係をよりよい形で保つには、水色が緑の気持ちを意識し、行動に注意することです。と、同時に緑は、水色を締め付けすぎず、自分の嫉妬心をコントロールしてゆくことが大切です。