緑と茶色の相性は、プライベートではあまりよくありません。このふたりは、住んでいる社会や行動範囲が似ているので、比較的出会いやすい運を持っています。また、家族の中で親子や兄弟姉妹として出会う可能性もあります。緑と茶色は相手の個性を尊重し、お互いの実力は認めているのに、苦手意識があり、ふたりでいるとリラックスできません。なぜかふたりとも油断することができず、ふたりの間には常に緊張感が漂っています。

茶色は、緑からは現実的で即物的、おしつけがましいと思われがち。一方の緑は、頑固で口うるさく神経質、狭量で余裕がないと茶色に思われがちです。でも、お互いに相手の実力は評価できるし、決してあなどれません。中身がある相手だとも思っています。そんなふたりですから、プライベートでは居心地が悪くても、仕事で組むとなかなかよい相性運を持っています。

ただし、緑と茶色の場合、相性運がよいのは、ある枠組みの中でノルマを達成するような仕事です。個人の感性を生かすような、アーティスティックな仕事で組むと、ふたりの不器用さ、生真面目さがマイナスに働き、よい結果とはなりません。緑と茶色は、どちらもプライドが高いうえ、警戒心が強く、あまり他人を信用することができません。自分の地を素直に出すことができないので、感性がポイントとなる仕事には向かないのです。

緑と茶色が組んで最も成功する職業は、ロマンティシズムの入る余地の少ない利益率の高い仕事です。どちらも功利的に考えることにはたけているので、共通の目的を持てば、強い絆を築くことが可能です。

緑と茶色が異性同士の場合、なかなか恋愛関係にはなりません。出会った当初から相手に対してあまり魅力を感じないし、また苦手意識が先に立ち、会話もはずみません。また何かのはずみでベッドを共にしても、双方不器用で自意識過剰なため、なかなか盛り上がりません。セクシーな気分にはほど遠い、それがこのふたりの相性です。

ただし、このふたりは、ひとたび結婚生活になると堅実でよい家庭を築くことができます。男と女としての相性運はそこそこですが、家庭という共通の世界を持ち、よりよい暮らしを求めるという目標のもとには、緑も茶色も一致団結して共に歩むことができるのです。どちらも堅実で生真面目。人生をしっかり歩んでいきたいという目標は一緒なので、セクシーではないけれど、信頼できるパートナーといえるでしょう。