黄緑と赤は、なかなかよい相性運を持っています。ただし、お互いに初対面の印象があまりよくないため、理解が深まるまでに長い時間がかかります。個性が強く、ややエキセントリックな印象のある黄緑は、集団の中では浮き気味の存在になりがちです。そんな黄緑に対し、ことさら常識にこだわり、礼を重んじる赤はよい印象が持てません。

一方、黄緑は赤に対して、尊大で押しつけがましいタイプと感じてしまいます。人とコミュニケートするのが不器用な黄緑は、狭量で批判がましい人が大の苦手です。赤もそんなタイプではないかと思い込み、初対面から苦手意識を抱いてしまいます。ところが赤と黄緑が何かのきっかけで話し合うようになると、意外に相性のよいことがわかってきます。

最初は黄緑をマイペースでわがまま、と受け取っていた赤も、いろいろ語り合ううちに、それは創造性に満ちた豊かな個性から生まれていることと感じられるようになります。また黄緑にとっても、最初は厳しく押しの強い人と感じた赤の性格が、情熱的、行動的なゆえに、そうなることをわかってきます。

そんな赤と黄緑ですが、友人としての関係は相性がよくても、仕事面での相性は特によくありません。根を詰めて一生懸命に仕事をする赤に対し、黄緑はあくまでも自分のペース。時間にもややルーズで、他人と歩調を合わせることが得意ではありません。そんな黄緑と仕事をする赤は、きっといつもイライラすることでしょう。

もし赤と黄緑が仕事で組むならば、黄緑の感性や独創性を生かしたものがベスト。できれば、時間もある程度自由がきき、規則や規律にとらわれない職業が理想的です。赤が黄緑の苦手な部分をサポートする形でパートナーを組めば、よい結果を出せるでしょう。ただ、このふたりは仕事で組んだ場合、大成功するか大失敗するかのどちらかの運を持っており、要はお互いの信頼感です。

黄緑と赤が異性同士の場合、出会った当初はやや反発心を感じるものの、やがて自分にはない相手の魅力に強くひきつけられ、ほどなく恋に落ちるでしょう。セックスの相性も抜群で、付き合うほどに相手をとてもセクシーに、魅力的に感じます。ただし、個性の違いからくる感情の行き違いも多く、精神的な面ではストレスがたまります。強く愛し合いながらも、小競り合いが絶えない、波瀾に満ちた恋愛・結婚運を持っているといえるでしょう。