Red & White  赤と白の相性を診る

赤と白は、0か100かの相性運。つまりものすごくよいか悪いかで、その中間はないということです。赤と白は、基本的にはかなりよい相性運を持っています。ただし、双方に健康不安がない、ということが大切な条件となります。赤が精神的にまいっていたり、白の体力が消耗したりしていると、このふたりの組み合わせは最悪。逆にふたりがとても健康な状態であれば、最高ともいえる組み合わせになるのです。

もともと白は、芸術的な感性に優れ、人一倍デリケートな神経の持ち主。健康に自信がなければ、エネルギッシュな赤の行動力についていけません。白の持ち味は、落ち着き、静寂、優雅。赤の持ち味は、強い向上心と正義感、開拓精神。両極にあるようなこのふたりの個性は、体や精神が健全な状態においてのみ、有機的な結びつきが果たせるのです。

赤と白は、自分たちの相性運がよいか悪いかは、出会ってすぐにわかります。相性が悪いケースの場合は、まず会話がはずみません。話し方のテンポ、間合い、表情のどれひとつをとっても、「相手に通じている感じがしない」はずです。またふたりで一緒に時間を過ごすことにとまどいを覚え、どう会話を進めようかと悩むはずです。

相性がよいケースでは、会話を交わして間もなく、相手の魅力に引きつけられます。自分にはない相手の個性に、軽い興奮を覚えるのです。こういったふたりならば、付き合いを深めても問題はありません。ただし赤と白は、生まれ育った環境や生活習慣が大きく異なるので、一気に親しくなろうとすると、無理が生じます。

時間をかけ、相手のことを少しずつ理解するように努める、それが赤と白がよい関係を築くコツなのです。赤と白がお互いに魅力を感じ合い、交際が始まった場合。同性同士の場合は、文化交流といった雰囲気で、お互いに知らない世界の情報を交換し、それぞれに視野を広げる手助けとなるでしょう。

赤と白が異性同士だった場合は、何度か会話を交わすうちに、淡い恋心が生まれてきます。ただし、白が赤に対する気持ちは生身の異性に対する関心や想いというより、憧れに近く、恋をすると同時に、依頼心、独占欲が育ちます。一方、赤が白に対する感情は「尊敬」がこめられ、性的な香りは薄いようです。従って、このふたりの恋愛は、精神性が強く、感情が盛り上がるわりに、なかなか肉体関係まで進みません。仮に結婚に至るとしても、長い長い春を経てやっと……といった調子です。

赤と白は、一緒に仕事をするよりは、プライベートで付き合ったほうがうまくいく組み合わせです。ただし、クリエイティブな仕事の分野では、このふたりの個性の違いがうまく仕事に生かされ、よい結果を出すことができるでしょう。白は社会のルールとは無関係に、自分の趣味に走る傾向があり、俗世間ののことをよく知っている赤が、白の個性を殺さず、上手にコントロールすれば、素晴らしい成果が生まれます。赤は少々短気な面があるので、「待つ、見つめる、任せる」気持ちを持たねばなりません。

赤と白の恋愛、結婚運についても同様で、赤がどれだけ自分の感情をコントロールし、白の個性を生かすかに、運がかかっています。白は多少、浮世離れした部分があり、またその繊細さゆえ、体力・気力があまりあるほうではありません。それなのに、ガンコでマイペースの面があり、そういった個性は、一生変わることはありません。

一方の赤は、出会った相手を触媒とし、自分を磨き、向上していく個性を持っています。白はもともと他人とパートナーシップを組むことが得意ではないので、チームプレーに慣れた赤が、結婚生活を上手にリードしていく必要があるでしょう。そういった努力は、赤にとって決してマイナスではなく、夢を具体化する実行力を身につけることができます。

数値で見た相性度と未来
基本的な相性度
70パーセント
恋人、結婚相手としての将来性
70パーセント
仕事の相性度
50パーセント
仕事の相性度(創造的な仕事)
80パーセント
金運
パーセント