茶色と白の相性運は、0か100。つまり、一緒に行動することで素晴らしい運が待っているか、最悪の結果が待っているかのどちらかで、そこそこというのはありません。茶色と白は、生活習慣も行動半径も異なるので、通常は出会いにくい運命を持っています。ところがひとたび出会うと、初対面のときから相手に強い関心を抱かずにいられない、お互いに相手に強いパワーを感じます。
ただし相手に対する関心を持つといっても、必ずしもよいものばかりではありません。好意を抱くばかりでなく、強い反発心を持つ可能性もあるからです。つまりはよくも悪くも相手の存在が気になり、自分にはない相手の個性に圧倒されるのです。同性同士では、反発心を感じることが多く、異性同士では、強い魅力を感じることが多いようです。
茶色と白は、同性同士でも異性同士でも、ある一部を除いては、仕事で組むことはおすすめしません。一般的な仕事では、あまりに個性が違うため、コミュニケーションがうまくとれず破綻してしまう可能性があります。茶色と白のジョイントで成功する可能性のある仕事といえば、第一番に上げられるのが、芸術分野のものです。
白は感性とオリジナリティの人。茶色は粘りと実践力のある人。このふたりが芸術の分野で一緒に何かを創る場合は鬼に金棒。素晴らしい成果を得ることができます。次にこの組み合わせに合うのは、技術畑の仕事です。白の探究心と専門性、茶色の合理性がうまくかみ合い、大きな結果につながります。そして最後に、医療関係や社会科学の分野における仕事。このジャンルでも、茶色と白の組み合わせは、素晴らしい運を呼び込むでしょう。
これ以外の仕事、特に個性を必要としない一般的な仕事の場では、茶色と白の個性は対立します。白の繊細な感性やオリジナリティは、マイペースで排他的、優越的と受け取られ、茶色の合理性や実践力は、野心的で強引、頑固、と受け取られてしまいます。また白が健康に不安がある場合は、ますますこの傾向に拍車がかかり、このふたりの関係は決してよくなることがありません。
茶色と白が異性同士で、仕事などではあまり接触せず、しかも互いに外見的な魅力を備えていた場合は、激しい反発心と同時に激しい好奇心を抱き、ある日それが愛情であることに気づきます。特に茶色が白に対する思いには複雑なものがあり、自分の生まれ育ちには得られなかった高貴で優雅なものへの憧れが、そこに含まれます。一方の白も、自分にはないワイルドで生命力にあふれた魅力を、茶色に感じます。性的な面ではあまり刺激を受けることがない白が、茶色にはセクシーさを感じます。
茶色と白が異性同士の場合、ロマンティックで激しい恋愛に陥る可能性があるのですが、このふたりの組み合わせには、「周囲の人間の妨害」「ライバルの出現」といった運気も見えます。恋人としても結婚してからも、ふたりきりで暮らせるのなら大抵の問題は解決できるのですが、周囲の口が入ってくるとこじれます。もしふたりの関係をよりよいものにしようと願うなら、双方の家族関係、友人関係をある程度整理する覚悟が必要となります。