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カジノに毎晩のように出掛けるマダムたちは、決まって値段の想像もつかないほど豪華なアクセサリーを、耳に首に両手に、山ほどぶら下げている。ダイヤやエメラルドがきらめく重そうな手を、カジノのテーブルに座ってこれみよがしに(単なる私のひがみ目かもしれない)ヒラヒラと動かす。そんな目がくらみそうな光景の中にあってラスベガス仕込みの(!?)ちゃちな服でカジノに出掛けるのには、やっぱり勇気がいるのである。
「そうか。一般に言われているカジノのゴージャスでリッチなイメージというのは、つまりヨーロッパのカジノのことだったんだ!」
と、納得した私だった。
私なりに各国のカジノのイメージをひと口で言うなら、マカオや韓国はいかにも博打場! というムード。アメリカのラスベガスやアトランチックシティは、大人の遊園地。そしてヨーロッパのカジノは、生活レベルや階級意識がファッションに顕れる社交場……と、いう感じだろうか。
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