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「なんの根拠もないものに、大金を賭けるなんて愚の骨頂です。ぼくたちに言わせれば、ああいうオヤジ賭けっていうのは、無謀としか見えません。ルーレットであれ、バカラであれ、競馬であれ、データを冷静に読めば、次の目が見えてくる。大賭なんかしないで、たとえ小さくても確実に勝ちを重ねていくことが大切なんです」
知的ギャンブラーを目指しているという彼らは、運を天にまかせた「イチかバチか」の勝負師を軽蔑する。そんな「ギャンブルおたく」時代を反映してか、パチンコ、競馬、カジノゲームのさまざまなデータ分析がされているギャンブルソフトが人気である。
たとえば、パチンコのデータソフトは、市販の電子手帳対応のもので、価格は数万円。換金率や機種、リーチの絵柄などのデータを入力すると、大当たりの確率や、適当と思われる投資金額、やめ時まで指示してくれる、便利かつとてもおせっかいな道具である。
競馬ソフトは、プレステ2やなどのゲームボーイなどのゲーム専用機対応、パソコン対応、専用ハードで動くものなどさまざまな種類のものがあり、値段は5000円から数万円まで。これは、レースのデータを入力すると勝ち馬を予想してくれるソフトで、使った人に聞いてみると「ま、それなりに当たるよ。自分の予想よりは、ね」ということだった。
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