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こっちもヤダ、あっちもサイテーと、グチを言い出せばキリがない。世界中のカジノを歩いたわけじゃないので、そうそう偉そうなことは言えないが「世界でいちばんサイテー」を選ぶとしたら、私は迷わずマカオ!をあげる。
香港からジェットフェリーで約一時間の距離のマカオには、全部で7、8軒のカジノがある。人気があるのは、水上に浮かぶ公営カジノとして有名なマカオパレス、東洋一の規模を誇るリスボアカジノ、フェリーポートのすぐ近くにあるハイアライスタジアムで、マカオに旅行する人は、ほとんどこの3か所のどこかを訪ねるようだ。
だが、これからマカオのカジノを訪ねようという人は、特にこの3か所だけは避けたほうがよい。なぜなら、この3か所は365日、いつも満員御礼スシ詰め状態で、サイテーのゲーム環境だからだ。
怒声や嬌声が飛び交う中、通勤ラッシュのような人込みをかき分け、やっとの思いでブラックジャックのテーブルに座れたとしても、自分の意志でゲームを進めることはまずできない。
というのも、人が多いせいで、自分の前にあるポストは2〜3人での共同使用。しかもカードを引くか引かないかの権利は、一番たくさんチップを置いた人に持っていかれてしまう。もちろん、自分でポストの権利を一人占めすることも可能なのだが、そのためには、自分のポストに限界いっぱいの金額を張らないとならない。
ほとんどの人がそんな資金を持ってるはずもない。持ってたとしても続かない。結果、何人かでの共同使用ということになってしまうのである。もともとマカオカジノのハウスルールは、客にとってとても不利。に、加え、ポストの共同使用となれば、勝つ確率がグ〜ンと低くなる。
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