2004.11.07. Sunday
BUY ONE GET ONE
第78日
「BUY ONE GET ONE.」 この言葉を聞いたことがある人はいるかな。もちろんアメリカ居住経験者は知っていると思う。 「ひとつ買ったらひとつただ」という意味だ。 このサービス、本当にいたるところでよく見かける。最初はTVのテレフォンショッピングが発祥らしいが、そこから広まり、いまやデパートやスーパーにいたるまで、どこでもやっているので驚く。 「BUY ONE GET ONE HALF.」なんてのもある。正確には「BUY ONE GET ONE AT HALF PRICE.」。要するに、1つ買ったら2つめは半額、という意味。なぜそんなに同じものを買わせたいのか。 1つの商品をディスカウントするほうが、マーケティング的に優れているような気がするのは俺だけだろうか。でもこれだけいたるところで見かけるし、しかもスーパーではこの札のかかっている商品はたいていよく売れているところを見ると、やはりアメリカではそれなりに効果のある手法なんだろう。 しかし、靴屋でこれを見たときには驚いた。靴屋といってもピンきり、と思う人もいるだろうが、かなりちゃんとしたおしゃれな靴屋でもやっている。俺はこの店でほしい靴が10足はあるくらいだ。日本に持って帰るには送らなくてはならなくなるので、今のところ買つもりはないが・・(悲しい)。 でもこれ、スペースのあり余る国だから流行る手法なんだろうな。日本では流行らないでしょう(除くテレフォンショッピング)。 余談だが(とはいえこの日記全部が余談だが)、初めてスーパーでこの札の付いている商品を買った時、その商品を2つ持ってレジへ行った時はドキドキした。本当に1個ただなんだろうか、それにしては安すぎるなぁと不安だったのである。 まだクレームをいえるほど、環境に慣れていないころの話だ。結果、ただになっていた。ホントにただなんだぁと関心したもんである。 さらに余談だが、もしもアメリカのスーパーで買い物をする時に、通常よりも割引になっている商品は、必ずレシートで値段を確かめることを薦めます。店にもよるが、ひどいところだと割引商品の買い物の際、だいたい2回のうち1回は通常料金を請求されるところがある。おつりもきちんとその場で確かめて。 いまさらだけど、これはアメリカ生活の基本かも。 |