2005.01.25. Tuesday
shock!
第157日
最近、これまで結構仲よくしてくれていた、韓国の女性の態度がおかしくなった。彼女は30代半ばの既婚者で、結構気さくに話をしてきてたのだが・・・。 と思っていたところ、今日、原因がわかった。 以前とある日本人が、人種差別についてプレゼンをしている時の発言の中に、日本の韓国併合について語ったくだりがあった。彼はその史実を「Japan unified Korean...」といっていたのだが、彼女はそれが許せなかったらしい。 「何が許せないの?」と思う日本人もいるかも知れないが、気がつく人も多いでしょう。彼女は、"unified"ではないといって怒っているのです。あれは"invaded"だというのが彼女の主張です。 正直、韓国併合という歴史的事実について、それほど深い感情を持っている日本人は、少ないのかもしれない。かくいう俺もその1人。でも怒っている理由は納得できた。 彼女は、そのことについてプレゼン後に彼に伝えたらしいが、彼がまた彼女の前で同じ動詞を使ってそのことについて説明したんだそうだ。それで彼女は激怒。そのことについて俺に愚痴をいった時に俺が笑ったこと(「そういう人もいるよ」という意味で笑ったのだと思うが・・・覚えてない)が気に入らなかったようだ。 今日の授業中にその話になり、本人がどう思っているにしろ、国際交流の場である学校でその手のセンシティブな話をする時は、動詞ひとつでも気をつける必要がある・・・という話をしてたんだけど。 で、俺ならどっちを使うかと聞かれ、「"invaded"だろう」と伝えました。でも彼女は・・・ 「あなたも彼と同じサイドの人だからね」 といったのです。 同じサイド・・・。 普段、韓国人と接しているとまったく気がつかないが、ふとした時に漏れる深い日本に対する憎悪の感情をたまに感じる。悲しいが、事実だ。 |