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ロス〜その弐
第203日 

ダウンタウン。俺が回りきれてないのかもしれないけど、「ロスのダウンタウンにはなーんもない」というのが印象。それどころか、中心と呼ばれている地域は、なんというかとても危険な印象が強い。なぜなのかはうまく説明できないけど、見るからに貧しそうな人が多いし、街が汚いし、臭いもきつい。

そしてなにより、スリ騒ぎがあってすごかった。誰だか女の人が「強盗だー」とか叫んで、黒人の男の人が逃げていて、そいつをセキュリティガード(私設の警備団?)みたいな連中が追っかけて捕まえてた。いやーすごい光景だった。

オルレア街。メキシコ調で統一された出店が並ぶ200m程度の短い通り。なぜここに、このような通りができたのか成り立ちが気になる通りだ。この通りは皮細工やメキシコの伝統的なおもちゃみたいな物が所狭しと並んでいて、一人だというと結構話しに付き合ってくれる兄ちゃんも多くて、調子に乗って一個ずつ値切りしてたら、しまいには嫌われたような気がする(泣)。お菓子もメキシコ伝統みたいなお菓子が多くて、特にあんずの飴が多かったかな。いずれもおいしくはなかった。すっぱ過ぎるか甘すぎるか、って感じ。

ハリウッドサイン。もちろん、ハリウッドの中心地からも見えたんだけど、どうしても近くで見てみたくて極限まで近づいてきた。でも触れるわけではないんだね。当然近づくにはハリウッドサインがある丘を車で登っていくんだけど、この丘、店なんかなーんにもないのに、別荘のような家だけがたくさん並んでいる。いったい誰が住んでるんだろうって思う。高級そうなんだけど、住むにも別荘としても、とても不便そうだなぁなんて思う。

で、そのハリウッドサインの見えある公園(といってもきれいな芝生だけ)で、犬を遊ばせている男性になにやっているのか聞いてみた。そしたら昔映画に携わってたけど、もう引退したんだって。「ここはそんな人ばかりが住んでいるのか」といったら、「確かに多いかも知れないけど、そればっかりではないよ」といっていた。そりゃそうだけどね。

まあ不便だけど、丘だけに眺めは抜群でした。

ウエストハリウッド。ま、買い物の街ですな。今の俺には用のない街なので、軽く飯食べてとっとと後にしました。

ビバリーヒルズ。すんごいね。町並みがまったく持って、他の地域と違うのね。こういうことなのか、って心底納得した。でもやはり店はないね。ま、彼らにコンビニなんて必要ないんだろうけど。

最後に、どでかい99セントショップに寄ってきた。ビバリーヒルズからそんなに離れてないところに、こんな店があるとは思わなかった。どーでもいいけど、ボストンやシアトルには腐るほどあったファーマシーが、ロスではあまり見かけない。おかげでコンタクト保存液を買うのに四苦八苦だった。その代わり、ボストンでは全然なかった、99セントショップがかなりたくさんある。理由なんてないのかもしれないけど、何でだろうねぇ。

| - | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

 
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