2004.11.22. Monday
病院
第93日
今日は病院に行った友人の話を。 全部が全部この仕組みではないことを祈るが、こっちの診察はシステムがかなり日本と違うんだ。 まず急患でない限りは、必ずドクターの予約が必要だそうだ。その友人はとりあえず先に病院へ行ってしまい、予約がなくてはダメだと追い返されたらしい。ここの病院はとにかくドクターの予定が最優先みたいだ。 その場で予約してくればいいのに、彼は忘れてきたらしく、戻ってからしかたなく電話で予約を入れたところ、電話した時間から30分もないくらいの時間で予約が取れたらしい。忘れてきた彼も彼だが、別に「待ちますか?」くらいいってくれてもいいんじゃないかと思う(ま、友人も語学留学生ゆえ、本当はいわれてたのかも知れないけどね)。 またすぐ病院に向かった友人は、時間通りに着いたそうだ。しかし、予約最優先の癖に時間通りには呼ばれず、待つこと30分(結局待ってる)。呼ばれて入ったと思ったら、症状の説明もままならないうちに処方箋を渡され、診察時間は5分もなかったそうだ。もっと説明をしようと食い下がろうとしたが、時間がないからとりあえず薬を飲めといわれて追い出されたんだと。 日本だったら絶対にクレームだ。っと思うが、俺にも彼にも悲しいかな、正直クレームする力量はない・・・。そもそもこれが当たり前の世界なのかもしれないしね。 さらに彼は・・・。会計しようって呼ばれるのを待ってたが、一向に呼ばれない。おかしいと思って聞きに行ったら、受付の人に、 「それで待ってるの? 請求書は後で住所宛てに送るのよ」 なんていわれ、ショックを受けて学校へ戻ってきてた。たくさん時間をムダにしてしまったと。診察の仕組みは合理的だが、それぞれ個々人の対応がいまいちみたいだ。 まだまだ言葉の不自由な留学生にとっては、ちゃんと事前調査をしておくか、おかしいと思ったら、とにかくすぐ聞くというスタンスを貫けないと、こういうムダなことをしてしまいがちなのである。 |
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