2005.01.27. Thursday
今年いちばんの寒さ
第159日
なんだかこればっかりな気もするが、ますます寒くなるボストン。 今日の夜がこの冬いちばんの寒さなんだそうだ。いい加減慣れた、といいたいが、まったく慣れない。しかも例の大雪のせいか、電車待ちをする時間がいつもより長くて、本当に凍えてしまう。もう、ジジシャツ、タイツが手放せない必須アイテムと化してます。 ところで、ようやく昨日リサーチペーパーの第一稿を書き上げました。本当に悩まされ続けている課題だけど、何とかゴールが見えてきてかなり精神的に楽になったかな。今日は先生にそれを見せて、いろいろと指摘をもらってきたわけだけど、アメリカの大学でやることに比べたら、屁でもないみたいなことをいわれました。 曰く、「500ページはある本を2冊くらいピックされて、その内容についての質問を出されて、その回答を裏づけをとった形でレポートにして提出せよ」みたいな課題が月曜に出されて、金曜までにやる。とか。 日本語でもありえねーと思いました。アメリカの大学の実態は知らないわけだけど、ホントなのかね。まあ日本の大学より厳しいことは、間違いないとは思うけど。 そういうわけで、延期された今週末のスキーも何とかいけそうな気がしてます。とてもうれしい。今度は中止にならないといいけど。 |
2005.01.25. Tuesday
shock!
第157日
最近、これまで結構仲よくしてくれていた、韓国の女性の態度がおかしくなった。彼女は30代半ばの既婚者で、結構気さくに話をしてきてたのだが・・・。 と思っていたところ、今日、原因がわかった。 以前とある日本人が、人種差別についてプレゼンをしている時の発言の中に、日本の韓国併合について語ったくだりがあった。彼はその史実を「Japan unified Korean...」といっていたのだが、彼女はそれが許せなかったらしい。 「何が許せないの?」と思う日本人もいるかも知れないが、気がつく人も多いでしょう。彼女は、"unified"ではないといって怒っているのです。あれは"invaded"だというのが彼女の主張です。 正直、韓国併合という歴史的事実について、それほど深い感情を持っている日本人は、少ないのかもしれない。かくいう俺もその1人。でも怒っている理由は納得できた。 彼女は、そのことについてプレゼン後に彼に伝えたらしいが、彼がまた彼女の前で同じ動詞を使ってそのことについて説明したんだそうだ。それで彼女は激怒。そのことについて俺に愚痴をいった時に俺が笑ったこと(「そういう人もいるよ」という意味で笑ったのだと思うが・・・覚えてない)が気に入らなかったようだ。 今日の授業中にその話になり、本人がどう思っているにしろ、国際交流の場である学校でその手のセンシティブな話をする時は、動詞ひとつでも気をつける必要がある・・・という話をしてたんだけど。 で、俺ならどっちを使うかと聞かれ、「"invaded"だろう」と伝えました。でも彼女は・・・ 「あなたも彼と同じサイドの人だからね」 といったのです。 同じサイド・・・。 普段、韓国人と接しているとまったく気がつかないが、ふとした時に漏れる深い日本に対する憎悪の感情をたまに感じる。悲しいが、事実だ。 |
2005.01.24. Monday
2回目の学校閉鎖
第156日
今日は学校休み。昨日までの雪で学校が開けられないそうだ。しかし、なぜか学校が休みの日当日は、いつも快晴。今日も快晴。 ただ昨日までの雪がどうにもすごい。チャールズリバーまで散歩してきたんだが、なんと川全体が凍っているばかりか、その上に雪が積もりまくってた。道でも車は余裕で埋まっているし、車椅子のおばさんがスタックしてるし、エラいことになってました。 昨日も今日も、ずっと例のリサーチペーパー作業とその他プレゼン準備なんかをやっているんだけど、なかなか進まず、いらいらが募るばかりです。 何とか早く片付けたいけど、そうもいかない。英語の壁はまだまだ高いです。 |
2005.01.23. Sunday
Heavy Snow
第155日
本物のボストンの冬をみたような気がする。 今日は、実はスキーに行く予定だったんだけど、とてもとても無理。前回の時は申し込み人数のせいでキャンセルになり、今回は天気。まあこの天気で決行されても本当に困るだけだが…。今回はなぜか1週間の延期ということになったらしい。来週はプレゼン手前の日曜日。多分いけないなぁ・・・。 俺とスキーはどうにも相性が悪いのかな。 それにしてもすごい寒さ。まず、初めて鼻の中が凍りました。鼻をつぶすことができないのです。凍ってて。次に、雪の砂漠を見ました。日によるけど、今日の雪は軽くて風で飛ぶんです。だから上からも下からも雪に襲われる感じ。雪の積もり方も一定の高さではなく、砂漠のように、風の向きによって厚い部分と薄い部分とに分かれてる。なんともすごい風景だ。 これがボストンの冬かぁ・・・これ以上でないことを祈るしかないなぁ。 後日談 この雪は、ボストンでも25年ぶりなんだそうだ。気温の低さでは、例年よりも暖かいらしいんだが、こんな大雪はなかったんだって。学校の先生はドアを開けれずに家から出れなくなり、天窓をはずして外に出たそうです。 |
2005.01.22. Saturday
屈辱
第154日
今日は土曜日。 週末だってのに一日家でスタックしてました。明日は、前回キャンセルになったスキーのリベンジのため、一日勉強できないので、今日頑張ってノルマをこなさなければ・・・と張り切って始めたんだけど、どうにも行き詰って辛くて苦しい。 何度もいってるけど、この量の作業は今の俺には多すぎ。もう愚痴しか出てこない。 まあそれはともかく、今日は屈辱的なできごとがありました。家にかかってきた電話に出たところ、異常に早口のお姉さんがマシンガントークを始めました。最近はだいぶ電話でも落ち着いて対応できるようにはなってきたものの、やはり面と向かって話すよりも聞き取りづらいし、聞きし返してしまうことも多い。 で、この姉さんにも当然聞き返してたりしたら、「どこの国の人?」と聞かれ、「日本」と答えると、「じゃあ日本語話せる人にかけなおさせる」といって速攻切ってしまった。 かなりむかつく。そりゃーさ、確かに聞き返すことが多かったかもしれないけどさ、そんなにつっけんどんにしなくたっていいじゃん。くそー、本当に腹が立つ。でも自分にも腹が立つ。 ・・・しかも、かけなおしないし。 こんなんでも、学校ではマスタークラス。やっぱりなんかおかしい・・・・。 |