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シーワールド
第207日 

とりあえず、結構すごい規模のショーが行われるという話を聞いたので行ってみたけど、正直、日本のシーワールドとあまり大差ないと思った。値段も高いし、日本人にとってはあまり見る価値はないんじゃないかな。

その後はミッションベイビーチへ。前日見てきたビーチ同様、もう夏同然の状態。一日滞在して早い夏を楽しむのも悪くないな。

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サンディエゴへ
第206日 

サンディエゴへ移動。その途中、とにかく感じたこと。

「ああ、これがカリフォルニアだぁ」

でした。ロスに到着してからサンタモニカへ入ったものの、その後、街やテーマパークを回っていたせいもあって、カリフォルニアを感じてなかった。しかし、今日はそれを感じた。

まずロングビーチ。ここはとにかく静かなリゾートビーチという感じ。それなりに人生を経験した人たちが、ゆっくりと過ごす場所という感じだった。しかし何しろどこまでも続くように見えるビーチは素晴らしい。

ハンティントンビーチ。ラグナビーチ。まさしく、俺が頭の中に描いていたカリフォルニアのイメージにぴったりと一致するビーチ。3月だというのに、夏を待てない若者たちで溢れかえっていて、熱気むんむんでした。

もし俺がここらを拠点に英語を学んでいたら、やはり頭をとろかせてサーフィンに熱中でもしていたことだろう(たとえサーフィンができなかったとしても…)。ビーチの素晴らしさに圧倒されながら、勉強の地をボストンにしてよかったと同時に考えてました。

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ユニバーサルスタジオ
第205日 

行ってきましたユニバーサルスタジオ。ショーーーー直なところ、もっともっとどでかいところを想像していたので、少し拍子抜けするくらい小さかったかな。でもやはり映画好きを自称する俺としては、スタジオツアーは結構グッとくるものがあったなぁ。

以降ユニバーサルネタバレ評価です。これから行く人は読まないで。

「BACK TO THE FUTURE RIDE」
それなりに楽しいと思う。でもいささか車酔いのような感覚に襲われやすい乗り物だね。あとは俺は、どでかい大男の後ろに座ってしまったために、かなり前方が見づらくて残念だった。

「MUMMY THE RIDE」
日本版ではハムナプトラのアトラクション。唯一のジェットコースター系のアトラクション。やはり俺はこれがいちばんいいかな。

「JURASIC PARK」
ディズニーのジャングルクルーズとスプラッシュを足して2で割った感じ。

「BACK DRAFT」
乗り物だと思っていたけど、映画演出の説明と実演という代物だった。説明が今ひとつ理解できず、楽しさ半減。残念。

「STUDIO TOUR」
日本人用のツアーもありますとかいわれてビックリした。俺は英語バージョンにしたんだけど、並んでいた俺の目の前で日本人用ツアーバスが入ってきて、係員が申し訳なさそうに、これは日本人用だと説明しているのを見て、意味もなく申し訳なく思った。もちろん購買力のある日本人用に、何か特別なことを用意するのも商売上、大事なことなんだろうが、できることなら、あまりその場で見たくないシーンだったなぁ。

俺の前に並んでいた人は、「これだから日本人は・・・」みたいなことをつぶやいていたし…ま、しかたないけどさ。

それはともかく、スタジオのセットはやはりとても印象的だった。特にNYのセットと今年7月に公開される『THE WAR OF THE WORLD』のセットは圧巻だった。撮り終えたばかりのセット。できればその場所に降りれたらよかったんだけどなぁ。

名物といわれるキングコング、ジョーズは今ひとつかな。大地震ももうひとつ。俺は生のセットを見れたことに異常に興奮した。作り物は今ひとつだ。

「Terminator2」
アメリカのアトラクションは時間が決まっていて、ショー形式で巨大スクリーンに3Dを使ってやるものが多い。ま、待ち時間が少ないという点ではとても大きなメリットがあるけど、この形式ばかりというのもなぁ。

このターミネーターは、その中でもよくできているほうだとは思うけど、シュワ役の生身の役者が登場したのには参った。そりゃその辺の役者に、シュワちゃんの肉体を求めるのは無理だろうけど、もう少し似せてくれてもいいのに、と思わずにはいられなかった。彼は小さかったのだ。そしてショーは、生身と画面とがシンクロしながら進んでいくので、どうしてもその違和感だけはぬぐえなかったなぁ。

「SHUREK 4D」
これも3Dの大画面形式。よくできてる。イスごと動くシアターというのはなかなかすごい。

「WATER WORLD」
アメリカらしさ抜群のショーですな。「SOAK SEAT」というのがあって、そのシートは他のシートより濡れるということになっているんだが、何のことはない。ショーの前の盛り上げで、役者がその席にバケツで水をぶっ掛けるのだ。ま、濡れたら濡れたで楽しいしね。ショーでは、それほど濡れることはない。

メインではこんなところかな。
とにかく大画面を皆で見るというタイプの多さに驚いたのと、日本人の多さにも驚いた。そして結構な割合で、看板などには日本語が併記されているのにも驚いた。複雑だ。

ああ、そうそう、そしてとにかくよく濡れる。

ほぼぴたり8時間で、すべてのアトラクションを制覇。一人だったのと、平日だったこともあるが、決して回れないボリュームではないね。ディズニーランドではありえないことだろうけどね。一人でも、自分の世界に浸れれば楽しめなくはないところでした。

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パサディナ
第204日 

ちょっと北へ向かって、パサディナへ行って来た。ここでは月一回のペースで、どでかいフリーマーケットが開かれているらしい。『地球の歩き方』にはそんなこと書いてなかったけど、ホテルの兄ちゃんが勧めてくれたので行ってみることにしたんだ。

確かにとてもHUGEなイベントで、フリーマーケットだってのに、7ドルも入場料を取られた。本当にどうにも使えないようなジャンクが並ぶ中で、多分埋もれているであろうプレミアもののジャンクを探しに来ている人も多いみたい。確かに、見るからにプレミア物のディズニーの時計がガラクタのように並んでたりする。あまりにも粗雑な扱いなので、これは!? と思って値段を聞いてみると、やはりそれなりで600ドルとかする。確信のもてないプレミア物の時計に、600ドル使えるほどリッチではないのが残念。

さらに、あいにくの雨で早めに店じまいしてしまう店が多かったのが残念だった。でもフリーマーケットは本当に楽しい。回りきれないほどの店を目の前にした興奮はなかなかのものだった。

ダウンタウンに戻ってチャイナタウンへ。ロスはとにかく圧倒的にコリアタウンがでかくて、チャイナタウンは小さなもんだ。リトル東京にいたっては、本当にリトルだと思う。日本人は海外でコミュニティを作るのが下手なのか嫌なのか。

ま、それはさておき、チャイナタウン。ボストンに比べても3分の1から4分の1くらいなのかなぁ。なんというか、チャイナタウンって、レストランが並んでいる印象だけど、ロスのチャイナタウンはお土産屋だらけ。当然同じようなものばかり並んでいるから、おもしろくもない。なんでなんだろう。こんな感じだから、ランチに入った店も激込みで大変だった。みんな食べるの目当てで来てるのに、レストランあんまりないからかなぁと思いました。

ドジャースタジアム。これがMLB4つ目のスタジアムということになる。ここは試合のない日でも、生グランドが見られるのがいい。お土産屋がスタジアムの中にしかないからだ。とてもファン思いのスタジアムだ。別に俺はドジャースファンではないんだが…。

しかし、俺が行った時間が悪かったのか、そこには6台の観光バス。すべて日本の高校生だ。うるさくってしかたないし、態度も悪いしで、いいことなかったなぁ。まあ高校生の時にアメリカに修学旅行とかしたら、浮かれるのも当たり前だけどね。でもやはり、あまり出会いたくなかったかな。申し訳ない、高校生の皆さん。でも気持ちはわかるでしょ?

その高校生のうち一人が、石井のサイン入り帽子が欲しいといって騒いでいて、いくらだいくらだといって何度も同じことを同級生に聞いていた。頼むから「HOW MUCH?」くらい自分でいってくれと思ってたら、友人が助けてあげたらしく、今度はその値段に驚いた彼はその値段をいいふらすのに大変そうだった。

ちなみに値段は300ドル。高いねぇ…他の選手の5倍近い値段だったよ。イチローも石井もそうだけど、やはりこのあたりの日本人の購買力は抜群らしく、何でも日本人グッズは高い。俺でも欲しくなるくらいだしね、しかたないんだけどね。

ファーマーズマーケット。ロスのダウンタウンはこの辺なのかと思った。といってもこのファーマーズマーケットは完全に作られたモールみたいなもんなので、ダウンタウンとは呼べないけど。でもロスの本当のダウンタウンに比べると、日本人にとってはダウンタウンと呼ぶにふさわしい環境だと思う。

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ロス〜その弐
第203日 

ダウンタウン。俺が回りきれてないのかもしれないけど、「ロスのダウンタウンにはなーんもない」というのが印象。それどころか、中心と呼ばれている地域は、なんというかとても危険な印象が強い。なぜなのかはうまく説明できないけど、見るからに貧しそうな人が多いし、街が汚いし、臭いもきつい。

そしてなにより、スリ騒ぎがあってすごかった。誰だか女の人が「強盗だー」とか叫んで、黒人の男の人が逃げていて、そいつをセキュリティガード(私設の警備団?)みたいな連中が追っかけて捕まえてた。いやーすごい光景だった。

オルレア街。メキシコ調で統一された出店が並ぶ200m程度の短い通り。なぜここに、このような通りができたのか成り立ちが気になる通りだ。この通りは皮細工やメキシコの伝統的なおもちゃみたいな物が所狭しと並んでいて、一人だというと結構話しに付き合ってくれる兄ちゃんも多くて、調子に乗って一個ずつ値切りしてたら、しまいには嫌われたような気がする(泣)。お菓子もメキシコ伝統みたいなお菓子が多くて、特にあんずの飴が多かったかな。いずれもおいしくはなかった。すっぱ過ぎるか甘すぎるか、って感じ。

ハリウッドサイン。もちろん、ハリウッドの中心地からも見えたんだけど、どうしても近くで見てみたくて極限まで近づいてきた。でも触れるわけではないんだね。当然近づくにはハリウッドサインがある丘を車で登っていくんだけど、この丘、店なんかなーんにもないのに、別荘のような家だけがたくさん並んでいる。いったい誰が住んでるんだろうって思う。高級そうなんだけど、住むにも別荘としても、とても不便そうだなぁなんて思う。

で、そのハリウッドサインの見えある公園(といってもきれいな芝生だけ)で、犬を遊ばせている男性になにやっているのか聞いてみた。そしたら昔映画に携わってたけど、もう引退したんだって。「ここはそんな人ばかりが住んでいるのか」といったら、「確かに多いかも知れないけど、そればっかりではないよ」といっていた。そりゃそうだけどね。

まあ不便だけど、丘だけに眺めは抜群でした。

ウエストハリウッド。ま、買い物の街ですな。今の俺には用のない街なので、軽く飯食べてとっとと後にしました。

ビバリーヒルズ。すんごいね。町並みがまったく持って、他の地域と違うのね。こういうことなのか、って心底納得した。でもやはり店はないね。ま、彼らにコンビニなんて必要ないんだろうけど。

最後に、どでかい99セントショップに寄ってきた。ビバリーヒルズからそんなに離れてないところに、こんな店があるとは思わなかった。どーでもいいけど、ボストンやシアトルには腐るほどあったファーマシーが、ロスではあまり見かけない。おかげでコンタクト保存液を買うのに四苦八苦だった。その代わり、ボストンでは全然なかった、99セントショップがかなりたくさんある。理由なんてないのかもしれないけど、何でだろうねぇ。

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