2004.09.22. Wednesday
悪戦苦闘(vs炊飯器)
第32日
今日は友人からカレーを分けてもらえることになったので、早速ジャーで米を炊くことにした。 まず米を買いに行くのだが、ボストンでは米は限られた日本食屋でないと手に入らない。家のすぐそばにはないので、歩いて15分くらいかけて日本食スーパーへ買出し。 その後米を炊いたわけなんだけど、これが悪戦苦闘。まず、俺が買った炊飯ジャーにはメモリが4cup〜10cupしか書いていない。単純に考えると4合からしか炊けないのか? と思ってしまう。 説明書を見ると、米2cupは水を「up to 2cup line」とか書いてあるのに、実物にはそんなラインはない。しかたない。初回だし、とりあえず4合炊いてみてそれがうまくいってから量を減らした炊き方を考えようと思ったんだが・・・。 実際に4cup入れてみて、水を4cupラインまで入れてみると、どー考えても水が足りない。ほとんど米が水と同じくらいの高さにあるのである。じゃ、いったいこの線はなんだ? と思うけど、もうとりあえず信用できる線ではない。という結論に達し、ネットで米と水の分量について調べたよ。どうやら米1cupにつき水1.2cupくらいというのがおおよその目安みたい。 ここに来るまではボストンでこんなことを調べることになるとは夢にも思わなかった。その分量の水を入れてみると・・・、釜の線では6cup近くまで水を入れることになった。意味がわからん。 それを目安に4合炊きましたよ。まあ、決してうまくはないけど、食えないほど失敗でもない程度に炊けた。やっぱり内側の線は当てにならないらしい。困ったもんだ。 「日本食スーパー」 俺の通うこのスーパーは小さいところなので、なんでも揃うわけではないが、日本人が料理 をするのに必要最低限のものが疎漏ようになっている。やはり割高だが、しかたない。さらにこのスーパー、『少年マガジン』『少年サンデー』なども売っている。日本では確か220円くらいだったと思うが、ここでは5ドル。まあ倍以上である。うーん、ボストンでこれを買って行く人もいるんだなぁと単純に驚いた。 それだけでなく、このスーパーでは日本のドラマのビデオレンタルもやってたりする。痒いところに手が届く気配りがされているスーパーなのだ。 |
2004.09.21. Tuesday
便利なコミュニティ⇒掲示板
第31日
今日から学校が2セッション目に入った。 一応レベルとやらがひとつ上がったわけだけど、やることはあまり変わらない。でもreadingテキストに知らない単語が相当増えた。調べるだけで軽く時間が過ぎていってしまうのが難点だ。 昨日書いたばっかりなんだが、掲示板に書いた「炊飯ジャー買いたし!」というメールに 速攻返信があった。すぐに連絡をとると、なんと俺の住む駅まで運んでくれるとのこと。売り手が運んでくれることはほとんどない中、とてもラッキーだ。結局、昨日書いた40ドルのジャーが8ドルで手に入り、今日はご機嫌。 「掲示板」 ボストン関連ではBICというコミュニティーHPの中の掲示板と、Dr.Kazという人が運営しているHPの掲示板がメジャーである。 この掲示板の双方に自分が欲しいもの、売りたいもの、はたまた家のサブレットなどの情報が満載なんだが、このHPには本当に助けられている。結局アパートの情報もここの掲示板を通じてだし、そのほか有益情報満載である。 今回のジャーの件も、こんなに早くレスが来るとは思わなかった。ボストンにはこれといって日本人街というのはないような気がする。本当に限られたエリアはあるのかも知れないけど。でもこういうバーチャルな世界ではちゃんと繋がっていたりするのが、なんとなく日本人っぽいなぁと感じてしまうのは俺だけだろうか。 |
2004.09.20. Monday
WANTED 炊飯器
第30日
今日も散歩&買い物。 来週末は雨らしいので、今週のうちに必要なものを全部揃えておくためである。とはいえ必要なものはだいたい揃っているので、あとはシャワーカーテンを新調して、安い炊飯ジャーと電子レンジを探すことが今日の目標。 「炊飯ジャー」 日本人が買っていくのだろうが、ボストンでは安い炊飯ジャーはものすごい人気である。とある見せには15ドルの炊飯ジャーがあるのだが、今は売り切れで入荷を72人待っている状態らしい。しかも店員もいつ入るかわからないとかいう始末である。 やはり日本人にとって、自炊をするとなればどうしても米である。英語を習うからといって、食生活までアメリカ風にする必要はないし、したくもない。しかし今のところまだ打つ手なし。 そのべらぼうに安いやつ以外だと40ドルぐらいのやつがあるが、これまた売り切れ。それ以外となると100ドルを超えるので、半年滞在の俺にとってはちょい高い。切実である。 とりあえずネットの掲示板にでも書いて、誰かから譲ってもらうのを狙うしかなさそう。誰か売ってくれー。 |
2004.09.19. Sunday
日曜日のすごし方
第29日
今日はいい天気だったので、朝から散歩。ようやくゆっくりとボストン散策ができる。これはうれしい。本格的に寒くならないうちにいろいろ探検しておかなくては。 のべ4時間くらいは歩いたと思う。さすがに疲れた。でもこれといって運動もできていないので、週末くらい歩かないと運動不足と栄養失調で体を悪くしそうだしね。これぐらい歩いとかんとね。 「日曜日」 多分ボストンだけでなくアメリカ全体がそうだと思うんだけど、こっちのショップは得てして日曜日の営業時間が短い。下手をすると休みである。 図書館についてでも同じコメントをしたと思うが、店も日曜日にこそやっていて欲しいと思うし、また店側だって稼ぎ時なのではないかと思うが、なぜか短いもしくは休み。それともただ単に、平日も休日も基本的に変わらないということなんだろうか。 そういえばボストンでは、ネクタイを締めた日本でいうサラリーマンをあまり見かけない。ノータイだけならまだしも、誰が会社勤めで、誰がそれ以外かがあまり見分けがつかなかったりする。ひょっとしたら平日勤務で土日休みみたいな会社員が少ないから、日曜日も関係ないのかな? |
2004.09.18. Saturday
暖房設備
第28日
今日は朝から雨。かなり降っていて、しかもとても寒い。 昨日は半袖短パンだったのに、今日は長袖+トレーナーでもやや寒いくらい。この日ごとの温度差に気をつけないと、あっという間に風邪をひく気候だと思う。幸い俺は結構頑丈だけど、周りは結構やられ始めている。気をつけなければ。 「暖房」 知っている人も多いと思うけど、ボストンの冬はとても寒いらしい。だからアパートには暖房器具の設置が義務付けられていて、ほとんどすべての物件の家賃には、暖房費が含まれている。 と、そこまでは知っていたんだけど・・・・。その暖房器具は、なんか金属がうねうねっとした形状のヒーターである。ふっとスイッチはどこだと探してみたら、スイッチがない。じゃあ暖房はどうやってつけるのか。部屋で一括でどこかにスイッチが? と思って聞いてみたら、暖房はアパート全体でつけるか消すかするので、部屋ごとにはコントロールできないとのこと。 これには結構ビックリした。 少しくらい寒くても自分ではつけられないし、逆に暖房で暑くても消せないのである。まだ未経験だからなんともいえないが、不便ではないんだろうか。気になる・・・。 |