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英語で話しかけられた時、あなたも思わずこのフレーズをいったことがありませんか? でも、このフレーズ、百害あって一利なし。使わないに越したことはありません。
「でも、私、英語話せないし……」
というあなた! そんなあなたにオススメのフレーズは、
I can speak English a little.
これなら、「私は英語を話せません」から「英語を少し話せまます」と、ニュアンスが変わってきます。この違い、小さいようで、相手に与える影響はかなり大きい。
I cannot speak English. は、「あなたと話せません」と会話拒絶の意味さえ含みます。一方、I can speak English a little. なら、「私は決してあなたを拒絶しているわけではありませんよ。だから、私が理解できるよう話してください」と、短いフレーズの中にあなたの切実な思いが含まれていることを相手に伝えているのです。
決して、I cannot speak English well. 「英語をうまく話せません」と卑屈になることも、卑下する必要もありません。だって、相手も、あなたが日本人と知った上で、完璧な英語を求めてくることは、まずないはずですから。「少しだけ話せるの」とさえ伝えれば、相手もゆっくり、そしてできるだけシンプルな英語にいい換えてくれるでしょう。
もちろんあなたから、I can speak English a little. Please speak slowly. 「英語は少し話せます。ゆっくり話してください」と、まずお願いしてもよいのでは? 相手の目を見つめて、にっこり微笑みながらいえたなら、あなたの気持ちは必ず伝わるでしょう。これなら、和やかなコミュニケーションが始まりそうな気がし始めませんか? お互いに歩み寄れば、たいてい会話は通じるものです。
でも、もしあなたの笑顔とこのフレーズを大きな声でいったとしても、相手が嫌な顔をしたなら、それは決してあなたが悪いのではありません。たまたま相手が悪かった、運が悪かった、と思ってさっさとあきらめ、次にチャレンジしてください。世の中いい人ばかりとは限りません。性格の悪い人、陰気な人は世界中に存在しています。これが現実。だから、あきらめずに自信を持って、どんどんチャレンジしてください。
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