英語は、話すことより聞くほうが簡単！ これ、本当のこと。『本当に聞けてますぅ？』の回で説明したとおりです。そうはいうものの、やっぱり「英語で意思を伝えることは難しいよう……」と考えているあなたに、最強のヘルプとなる友だちを紹介しましょう！　それらは、 『ペンとメモ帳』 です。これをポケットに入れておけば、百人力。どんな場面でも、あなたを助けてくれるはずです。例えば； ● 伝いえたい言葉はわかっているのに、どうも自分の発音が悪くて相手に伝わっていないようだ。 答えは簡単。その言葉をメモ帳に書いて見せちゃいましょう。 ● 単語のスペルがわかない。相手のいっていることがわからない。 頼んで、メモ帳に書いてもらいましょう。 ● いいたいことが、まったく英語でいえない。 これこそ、メモ帳が頼りになる場面。いいたいことを絵で書いて見せちゃいましょう！ どうです？　『ペンとメモ帳』大作戦、結構使えそうでしょ。 でも、これって、かなり英会話初心者レベルじゃない？　と、思っているあなた。そんなことはありません。実際、わたしも『ペンとメモ帳』は常に持ち歩いています。なぜなら、わたしは、何かわからない単語や気になる単語があれば、できるだけその場ですぐ質問し、スペルまで聞いちゃいます。そして書き留める。聞く相手がいなければ、単語だけ書きとめておく。スペルがわからなければ、発音をカタカナででも書きとめておく。で、時間があるときに辞書で調べたりするんです（すべてではありませんが）。 この一連の行動パターン、「書き留める」ことがポイントなんです。いったん、気になった単語や言葉を書き留めると、ただ聞き流しているときより、脳に強くインプットされるようで、記憶に残ります。単語帳で覚える単語は、忘れやすいですが、自分の行動を共にした単語は、思い出の１ページと共に脳へ保存されるのです。 海外旅行の「思い出」は、写真だけじゃない。このメモこそが、実はとてもよい「思い出」となるんです。写真だけじゃない思い出をもっと作りましょ！