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前回とりあげた、意外と難題な数字の聞き取り。羅列数字の次につまずくのが、数単位。
百、千、万……の位で区切る日本語と、ゼロ3つずつ区切る英語のいいかたの違いが、数字を複雑にさせているのです。
百(100)は、one hundred もしくは a hundred
千(1,000)は、one thousand もしくは a thousand
万(10,000)は、ten thousand
一億(100,000,000)は、one hundred million
どれも、中学英語で習ったことばかりですが、あなどるなかれ、これまた口頭での聞き取りはかなりハード。数字を聞き取るうちに、頭の中が大混乱になりかねません。
混乱するのは、だいたい「万」の位から。
万(10,000)= ten thousand=千が10個
百万(1,000,000)= one million もしくは a million
一億(100,000,000)= one hundred million=百万が100個
英語の場合は、3けたごと(コンマごと)に単位が変化しますが、日本語は、4けたずつ変化するので、変換がずれてくる。これが、混乱を引き起こしてしまう根本原因。
例:985,278
Nine-hundred-eighty-five-thousand-two-hundred-seventy eight
千が985個と278
こんないいかたに。ややこしい。これを口頭でいわれると、もっとややこしいわけです。これらの数字、あまり聞き取って書くことは多くありませんが、ニュースなどではよくでてきます。
では、いつ使うか?
それは、小切手。アメリカでの生活に活躍するのが小切手。小切手を使う際、必ず、数字を単語で書き表す必要があるのです。まぁ、millionを書き記す機会は余りありませんが、hundred やthousandはとても頻繁に使うので、つづりは完璧にしておきましょう。加えていうなら、1から100までは完璧に書けるようにしておいたほうが安心です。人前で小切手を書くときに、つづりが不安だと、かっこ悪いでしょ。
1から100までなんて、書けるよー!
と思っているあなた。これを機会に一度チャレンジしてみてください。結構書けないものですよ。
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