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日本語で話すときには、ゆっくり落ち着いている人も、英語となると、早口になり、声のトーンが1オクターブ上がってしまう人、よく見かけます。あなたはどうですか?
英語で話すことに、緊張してしまい、あせる気持ちから声のトーンが上がってしまうのも理解できます。英語を上手く話したい気持ちから、早口になってしまう気持ちもわかります。でも、英語だからって、決して速く話す必要はまったくありません。だって、早口ことばではないのですから。
思い出してください。中学校で始めた英語のクラスを。その頃のリスニングのテンポは、とてもゆっくりだったことを。
伝える英語としては、ゆっくりと、そしてはっきりいうことが、何よりも大切になります。
「でも、それじゃ、英語が話せないみたいで、かっこ悪いから……」
いえいえ、そんなことまったくありません。
ネイティブだって、ゆっくりときれいな発音で、明確に話す人は大勢います。特に女性は、そのほうが、丁寧で、ハイソな雰囲気をかもし出せるのです。英語を速く話すことが、英語の発音をよくするわけでは、決してありません。速く話すことによって、自分で自分をパニックにおとしいれては、元も子もないのですから。
あごを引いて、背筋を伸ばして、相手の目をしっかり見ながら、
Excuse me. May I try this on?
(すみません。これを試着してもいいですか。)
と聞けば、店員も丁寧にあなたに対応してくれるはずですよ。ポイントは、ゆっくりと、落ち着いて、丁寧に。
ゆっくり話すことのメリットをもう1つ。
それは、ゆっくり話している間に、次にいいたい単語を考える時間の余裕が生まれる、ということ。Take it easy. の精神が大切です。
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