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ケープコッド
第183日 

ボストンに興味のある人なら、ケープコッドという半島の存在を知っている人も多いと思う。そこはボストンの南に位置する半島で、夏はビーチを求める観光客でにぎわう観光スポットである。そう、ボストン近くにもビーチは存在するのだ。

学校の先生の1人40歳代のロックな人は、このケープコッドに住んでおり、今日はこの先生宅を訪問してきた。このケープコッド。ボストンのダウンタウンからこの半島の入り口まで、バスで1時間かかる。彼の家は、そのバス停から車で40分。ちなみに今の学校の場所はボストンのダウンタウンからだいたい1時間から1時間30分。つまり彼はアメリカに住みながら、通勤に片道3時間をかけている強者なわけだ。

彼の家は本当に田舎の雰囲気漂う、山の中のようなところにあり、歩いていけるところには店などない。車が動かなかったら、何もできないような場所であった。しかし、この半島。さすがに観光スポットだけあって、半島の中にあるいくつかのTOWNは、とても優雅でオシャレなつくりだった。

ハーバーにはいくつもバーがあって、今日は日曜だったせいもあり、みんなバーでhang out していた。先生曰く、「冬は平日だろうが海の男はすることがなくって、みんなバーが家みたいなもんになっている」といっていた。港で育つ子供たちは、バーで育つのも同然らしい。彼の妹カップルも一緒に飯を食べたのだが、その妹の彼氏は、12歳くらいから普通にバーで酒を飲んでいたらしい。一般客にはID見せろとうるさいくせに・・・。

ま、しかしさすがに半島だけあって、港町は本当に港町っぽかった。そして俺はそこで初めてCATFISHを食べた。ナマズである。こっちでは普通に食される魚らしく、その先生の好物でもあった。俺は薦められるがままに「ナマズバーガー」なるものオーダーしたのだが・・・、ちょっと気が進まないなぁと思っていた。

しかし!

うまい。ナマズはうまかった。バーガーになるのかと思っていたが、バーガーになるのだ。びっくりした。どっかで食べる機会があったら、ぜひ食べてみて。うまいから。

その後、夏にはにぎわうはずのビーチ(このビーチ、名前をSANDWICHという。この街にはいくつも「SANDWICH'S SANDWICH」という名前のサンドウィッチ屋があった。ま、確かにいけてなくもないが)に連れて行ってもらったんだが、残念ながら日が暮れてしまい、なーんにも見られなかった。しかも港からSANDWICHまで車で50分くらいかかり、結局、寒すぎてビーチで過ごしたのは5分程度だった。しかも暗闇の中・・・。

ケープコッド、とてもいいところだが、思ったことは・・・

・でかい。車なしで来てはならない(地図を見てると何となく小さいのかと感じてしまう。
 ボストンが小さいだけになおさらそう思いがち、注意が必要)。
・夏に来るべし。
・魚食うべし(特にナマズ)。

| - | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

 
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