ハリウッド女優、デートの悩みあれこれ

カオリ・ナラ・ターナー著
『メイクアップ ハリウッド』
『メイクアップ ハリウッド』
魅力的な女性であれば、周りに群がってくる男性の交通整理をするだけで大仕事。ましてハリウッドで人気が出るほどの女優ならば、相手に困ることはない? と思いきや、実はかえってデートの相手を探すのが難しいのです。
独身の女性スターは、自分にふさわしい相手はどうやって見つけるかが、最大の悩み。見つけたら見つけたで、デートにはどんな洋服を着ていくか、ふたりの関係がマスコミでどんなふうに扱われるのか……と、いろいろ気をつかいます。付き合いが深まっても、相手は本当に自分に好意を持ってくれているのか? もしかしたら「有名人を連れて歩きたい」という好奇心や見栄だけで誘ってくるのでは? と、疑心暗鬼にとらわれることもしょっちゅう。
「愛情という面で考えると、自分がどれほどお金持ちだろうが有名だろうが、そんなの全然役に立たないわ。スターであることは、むしろ邪魔になる時さえある。私に近づいてくる相手が、私のお金や名声が目当てなのか、それとも本当に人間として私を愛してくれているのかがわからないから、それが問題なの」
そんなふうに話すのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『シカゴ』で好演したレニー・ゼルウィガー。『ブリジット・ジョーンズの日記』の主人公、ブリジットの悲惨さと不安定さ、自信のなさは自分そのものだったと語る。
『Road Trip』や『The Out of Towners』に出演している、ヤングスター、ジェシカ・コーフィールドは、映画に出るようになってから、近寄ってくる男性の真意を疑うようになったと言う。「映画界で少しでも成功すると、すぐに男たちが寄ってくるの。私が女優だけで相手が言い寄ってくるのがわかると、ほんとがっかりするわ」
『Josie and the Pussycats 』で、日本でもファンが多いレイチェル・リー・クックは、コソコソされるのをもっとも嫌っています。「正面から堂々と誘ってくれるならまだいいわ。特に、映画界やレコード業界の大物たち。パーティ会場で会っても声はかけてくれないし、何の感心も持っていないふりをしながら、後でマネージャー経由で誘ってきたりするの。そういうやり方が許せないわ」
『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモアは、「外見ではなく、ほんとうに誠実な人を見つけられないなら、ハリウッドではデートはしないこと」と言う。つまり、本命の人以外、「お試しデート」は、いっさいやめたほうがいいというのだ。そう、ハリウッドは虚飾の街。恋愛沙汰に限らず、ありとあらゆることが嘘くさい。
ハリウッドのタレント・マネジャー、ジョージ・ハイラーは、女優やタレントには「同業者以外とお付き合い」することを勧めています。独身の有名人は、友人や弁護士、スタッフやマネジャーなどの紹介で、いわゆる「お見合い」をすることが実は少なくないのです。つまり誰かの紹介で出会った相手のほうが、より安全で信頼できる関係を築けるというわけです。意外なことに、ブラッド・ピットとジェニファー・アニストンもそうやって出会って結婚したケースなのです。
ハリウッドの独身有名人は、どこに行くにも友達同志のグループで行動する傾向にあるようです。グループのメンバーがみな有名人なので気楽に付き合えるから、というのがその理由。ただし、仕事仲間とのデートにはそれなりに問題もあるようです。特に共演者との恋愛は、天国と地獄の紙一重。おたがい同じ映画に出ている時は、仕事の状況が理解でき、とてもいい関係でいられるのですが、いったん別の仕事に入ると、すれ違いが多くなり、気持ちもだんだんすれ違ってくる。まして別の映画の共演者とラブシーンでもあろうものなら、「まさか自分のときみたいに、ストーリーに感情移入して相手にボーッとしてしまうのでは?」という疑いが生まれてしまう。電話で相手の居場所を確認するだけではなく、時に相手のロケ現場に出かけてチェック。後をつける。ひどいときは、探偵を雇ったり、相手のロケ現場にスパイを送り込んで監視させるというケースも……。
『スパイダーマン』でトビー・マグワイアと共演し、一時期恋仲となったキルスティン・ダンストは、映画の撮影現場で知り合った相手に惚れるのは、必ずしもいいことではないということを思い知ったひとり。最初は小さな炎でも、仕事をしている間に大火事になり、それこそ仕事に支障をきたすことだってあるのです。
「映画の仕事をしていると、相手を好きになってしまうことなんてよくあるわ。映画の中の主人公に感情移入して、ちょっとだけのぼせ上がっているのかもしれないわ。だって撮影が終わってから改めて相手と向きあってみると、実は共演していた映画以外に共通の話題がないことに気付いてしまうの。また共演者とのデートは、要注意ね。マスコミは事態を複雑にするばかりか、あることないこと書き立て最悪。とくにタブロイド紙は一部分だけを強調しがちだから、ストレスはたまるしほんとに要注意ね」
1. 結婚を約束した恋人とも、おおっぴらにデートしない。いつでも、どこでもパパラッチのカメラが狙っている。弛んだ顔や、油断した仕種を撮られ雑誌に載せられて恥をかきたくないから。
2. 映画の共演者、特に撮影中のデートは慎む。もしかしたら恋心は錯覚の可能性もあると、自分に言い聞かせる。もし錯覚だった場合、映画が終わった後の始末がとても大変だから。
3. デートをする暇がないほど忙しい、また常に一目があって相手と連絡が取りにくかったら、マネージャ同志で連絡をとる。口の固い人を選ぶのはもちろん、口止め料代わりの心づけもお忘れなく。
4. たとえ恋人がいても、口を閉ざし、恋人のことを絶対に人前でのろけないこと。「この人と出会うために生まれてきた」などと公言しておきながら、別れる羽目におちいったら、非常にみっともないから。
5. どんなに素敵な相手でも、まずは疑ってかかり経歴は徹底的にチェックしよう。ゲイ、借金まみれ、遊び人、ドラッグ漬け、暴力的、浪費癖、アルコール中毒……。デート相手の経歴は、タブロイド紙にとって格好の餌。自分がスターであることを忘れないように。
独身の女性スターは、自分にふさわしい相手はどうやって見つけるかが、最大の悩み。見つけたら見つけたで、デートにはどんな洋服を着ていくか、ふたりの関係がマスコミでどんなふうに扱われるのか……と、いろいろ気をつかいます。付き合いが深まっても、相手は本当に自分に好意を持ってくれているのか? もしかしたら「有名人を連れて歩きたい」という好奇心や見栄だけで誘ってくるのでは? と、疑心暗鬼にとらわれることもしょっちゅう。
「愛情という面で考えると、自分がどれほどお金持ちだろうが有名だろうが、そんなの全然役に立たないわ。スターであることは、むしろ邪魔になる時さえある。私に近づいてくる相手が、私のお金や名声が目当てなのか、それとも本当に人間として私を愛してくれているのかがわからないから、それが問題なの」
そんなふうに話すのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『シカゴ』で好演したレニー・ゼルウィガー。『ブリジット・ジョーンズの日記』の主人公、ブリジットの悲惨さと不安定さ、自信のなさは自分そのものだったと語る。
『Road Trip』や『The Out of Towners』に出演している、ヤングスター、ジェシカ・コーフィールドは、映画に出るようになってから、近寄ってくる男性の真意を疑うようになったと言う。「映画界で少しでも成功すると、すぐに男たちが寄ってくるの。私が女優だけで相手が言い寄ってくるのがわかると、ほんとがっかりするわ」
『Josie and the Pussycats 』で、日本でもファンが多いレイチェル・リー・クックは、コソコソされるのをもっとも嫌っています。「正面から堂々と誘ってくれるならまだいいわ。特に、映画界やレコード業界の大物たち。パーティ会場で会っても声はかけてくれないし、何の感心も持っていないふりをしながら、後でマネージャー経由で誘ってきたりするの。そういうやり方が許せないわ」
『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモアは、「外見ではなく、ほんとうに誠実な人を見つけられないなら、ハリウッドではデートはしないこと」と言う。つまり、本命の人以外、「お試しデート」は、いっさいやめたほうがいいというのだ。そう、ハリウッドは虚飾の街。恋愛沙汰に限らず、ありとあらゆることが嘘くさい。
ハリウッドのタレント・マネジャー、ジョージ・ハイラーは、女優やタレントには「同業者以外とお付き合い」することを勧めています。独身の有名人は、友人や弁護士、スタッフやマネジャーなどの紹介で、いわゆる「お見合い」をすることが実は少なくないのです。つまり誰かの紹介で出会った相手のほうが、より安全で信頼できる関係を築けるというわけです。意外なことに、ブラッド・ピットとジェニファー・アニストンもそうやって出会って結婚したケースなのです。
ハリウッドの独身有名人は、どこに行くにも友達同志のグループで行動する傾向にあるようです。グループのメンバーがみな有名人なので気楽に付き合えるから、というのがその理由。ただし、仕事仲間とのデートにはそれなりに問題もあるようです。特に共演者との恋愛は、天国と地獄の紙一重。おたがい同じ映画に出ている時は、仕事の状況が理解でき、とてもいい関係でいられるのですが、いったん別の仕事に入ると、すれ違いが多くなり、気持ちもだんだんすれ違ってくる。まして別の映画の共演者とラブシーンでもあろうものなら、「まさか自分のときみたいに、ストーリーに感情移入して相手にボーッとしてしまうのでは?」という疑いが生まれてしまう。電話で相手の居場所を確認するだけではなく、時に相手のロケ現場に出かけてチェック。後をつける。ひどいときは、探偵を雇ったり、相手のロケ現場にスパイを送り込んで監視させるというケースも……。
『スパイダーマン』でトビー・マグワイアと共演し、一時期恋仲となったキルスティン・ダンストは、映画の撮影現場で知り合った相手に惚れるのは、必ずしもいいことではないということを思い知ったひとり。最初は小さな炎でも、仕事をしている間に大火事になり、それこそ仕事に支障をきたすことだってあるのです。
「映画の仕事をしていると、相手を好きになってしまうことなんてよくあるわ。映画の中の主人公に感情移入して、ちょっとだけのぼせ上がっているのかもしれないわ。だって撮影が終わってから改めて相手と向きあってみると、実は共演していた映画以外に共通の話題がないことに気付いてしまうの。また共演者とのデートは、要注意ね。マスコミは事態を複雑にするばかりか、あることないこと書き立て最悪。とくにタブロイド紙は一部分だけを強調しがちだから、ストレスはたまるしほんとに要注意ね」
ハリウッドスター デートのルール
ハリウッドスターの「デートのルール」をお教えしましょう。ただし、皆さんとてもこのルールを守っているとは思えないのだけど……。1. 結婚を約束した恋人とも、おおっぴらにデートしない。いつでも、どこでもパパラッチのカメラが狙っている。弛んだ顔や、油断した仕種を撮られ雑誌に載せられて恥をかきたくないから。
2. 映画の共演者、特に撮影中のデートは慎む。もしかしたら恋心は錯覚の可能性もあると、自分に言い聞かせる。もし錯覚だった場合、映画が終わった後の始末がとても大変だから。
3. デートをする暇がないほど忙しい、また常に一目があって相手と連絡が取りにくかったら、マネージャ同志で連絡をとる。口の固い人を選ぶのはもちろん、口止め料代わりの心づけもお忘れなく。
4. たとえ恋人がいても、口を閉ざし、恋人のことを絶対に人前でのろけないこと。「この人と出会うために生まれてきた」などと公言しておきながら、別れる羽目におちいったら、非常にみっともないから。
5. どんなに素敵な相手でも、まずは疑ってかかり経歴は徹底的にチェックしよう。ゲイ、借金まみれ、遊び人、ドラッグ漬け、暴力的、浪費癖、アルコール中毒……。デート相手の経歴は、タブロイド紙にとって格好の餌。自分がスターであることを忘れないように。
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