U-16…選手交替とシステム変更で見事な勝利だったがメキシコの身体意識なり身法には何十年かかっても追いつけない感。
2022.06.12
仙台で行われているU-16インターナショナルドリームカップは本日が最終戦。韓国に3-0、ウルグアイに4-0で迎えた第3戦はメキシコとの対戦。
アンダー世代に限らずフル代表も何度も悔しい思いをさせられているメキシコだが、この試合でもメキシコの巧みな身体の使い方に苦戦。思うようにボールをキープできず、苦しいパスを展開し、メキシコに易々とビルドアップを封じられる展開。
これをテレ朝チャンネルの実況中継で松木安太郎氏は、身体の使い方の上手さ…とか、日本をよく研究している…とか評していたが、もちろん間違いでも的外れでもないと思うが、単純にそう片づけていてはダメなんじゃないかと。
身体の使い方については確かにそのとおり上手いんだが、そこに存在するのは根本的な身体意識の差であったり、身体の根幹的な練られ方の差なんではないか。
それがあるからして、日本選手とのデュエルでも有利(優勢)に運べるし、自身のボール扱いにも余裕が出るし、味方同士のカバーや連携やプレスといった動きの質にも(例えば「決まり事」を必要以上に仕込まなくても選手のリテラシーの範囲で)余裕をもって可能になるし、日本のパス回しやビルドアップへの先読み対応ができる、、、そんな風に感じるんだな。
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