私の通っている学校は、様々な国、職種、年齢の人たちが集まっているのだか、もちろん目的も様々だ。

なので、週単位でクラスを離れていく生徒もいれば、少なくとも１年はここに通う予定の生徒もいる。すでに仕事の都合で１週間前にドイツ人のイヤンスが国に戻り、今週いっぱいで２人のアメリカ人が国に戻る。

ひとりは、私（前列でオレンジのセーターを着ている）の横に写っているジェシー。もうひとりはそのジェシーの後ろに立っている、黒い服を着ているセラだ。

２人とも学生で、ジェシーは漫画家を目指していて、フランス人の奥さんがいる。彼にとってフランス語を学ぶ理由が、それほどシリアスではなかったこともあり、クラスで一番リラックスしていて、いつも英語で質問をしては先生に怒られていた。

カリフォルニアから来たアメリカ人で、とても明るい性格、ムードメーカーで人気者。だからいなくなるのは寂しい。

ワシントンD.C.から来たセラは、そのジェシーとは対照的で、アメリカ人と思えないほどシャイな性格で、とても真面目に勉強していた。彼女は作家を目指している。

彼女もいつも笑顔をたやさない、穏やかな性格で、私は彼女の隣に座る時は、「ごめん、これどういう意味？」と、いつもとても頼りにしていた。

実は今日、午後ワークショップ（特別授業）があったけれど、エスケープした。なんだか午前中の授業がとても長く感じられて、もう耐えられなかったのだ。

プリントによるグラマーと単語の授業ばかりが２週間続いてる。こんなもんなのかなとちょっと期待外れな感じがしないでもない、今日この頃。