FIFA会長「コパへの日本選手召集に介入せず」と発言??

2011.04.17

昨夜のシャルケの内田篤人、どうしちゃったの!?っていうくらい見事なクロスを連発で。アウェイでの同点ゴルを生んだクロスは、後方からの浮き玉に対するトラップも素晴らしく、クロスもドンピシャ。

いずれもフリーで走り込んだ状況なので、もちろんそういう状況を作り出すのも高度なスキルやタクティクスを要するのだが、チェックを受けている状況でももう一段階上のことができるようになると、本当にもっともっと大きなクラブからオファーが来てしまうだろうな。チャンピオンズリーグでのパフォーマンスも含めて、ヨーロッパで評価急上昇というところ。マガト監督解任の後を引き継いだラングニック監督にも、ウチダ（ウシダ?? ドイツでは「ウシダ」と発音されてる）のプレーを見るのが楽しい、などと言ってもらえているようで。

FIFAのブラッター会長が、コパ・アメリカ（南米選手権）への海外クラブ所属の日本選手の召集に強制力を持たせることをしないと発言したとか。ま、ペルーの新聞の電子版が伝えたものだし、訪問先のコスタリカで発言したとのことなので信憑性はどうかわからないけど。
ただこれとは関係なく、例えば内田篤人の所属するシャルケや、岡崎の所属するシュツットガルトは、7月のコパ召集に早くも拒否を表明している。この時期は新シーズンに向けてのチームづくりの時期であり、クラブとしては当然だろう。大事な戦力として扱われている証左でもある。逆に吉田麻也やカレン・ロバートの所属しているVVVフェンロではコパ召集を歓迎してる風で、こっちは活躍してくれて評価が上がって移籍（獲得）のオファーが来ればいいのに（高く売れればいいのに）というヤマっ気満々だし。その両面でもなくてクラブから召集を難色を示されなければ、所属クラブおける存在についてちょっと考えざるをえない（懸念せざるをえない）ところということになる。
さて、強制召集ができないとなると、どうしますか。シーズン中の召集はしないことを約束して今回はクラブに頭を下げるのか?? ただ、ワールドカップ・アジア予選がもうこの秋から始まるしね。

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