JリーグやACLの日本のTV局の中継映像を見てて…

昨日のベガルタ仙台VSジュビロ磐田を、イギリスの経済紙!!!「フィナンシャルタイムズ」が(復興のシンボルとして??)取材するということだったが、イギリスの記者たちにはJリーグは、仙台スタジアム(ユアテックスタジアム仙台)の光景はどんな風に映ったことだろうか。仙台が専用スタジアムでよかった…などと思ったのは私だけかも。

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の試合は開催地のTV局が中継する映像を放送するので、海外での試合(アウェイマッチ)は現地TV局の中継映像であり、単純に明確な比較ができてしまう。
日本のTV局の中継する映像は、これまでも折に触れて文句を垂れてきたようにもちろんいろいろあるけれども、最近特に目につく(気になる)ことが1つ。選手のズームが多過ぎること、そしてそれが時間的に長いこと。例えば、プレーが惜しいシュートで終わったとする…すると、そのシュートを放った選手をしばらく抜き続ける…そんな無用な時間は要らないから(抜く時間はもっと短くして)早くリプレイを流しなさいよ!!って感じだ。普通なら2~3の別アングルのリプレイを流せるくらいの時間、抜き続けている。多分これって、止まった動きがきわめて多い種目ばっかし見させられてきた弊害だよね。こういう所にも「弊害」がある。海外の現地TV局の中継映像は、仮に映像の鮮明さが劣っていても、この辺は日本のTV局よりもずっと上だよ。
さらにJリーグの試合中継を見てて思うのは、シュートとかドリブル突破とか、誰にもわかりやすいプレーだけでなく、何気に良いプレーや素晴らしい技術や派手ではない高度なプレーや、何であんなことができたの???っていうプレーがあったりした時、それをリプレイする判断というかセンスというか「反応」がない。そういうのを視聴者には見せてやってくれ、特に子どもたちに。あーあ。少しずつは向上しているのはわかるが、もっともっとその速度を上げてくれないかな。これじゃぁ、いつまで経っても追いつかないどころか、ますます差が開くばかり。機材の性能や新しさの問題ではないのだ。そしてこれは、フットボールだけの問題ではないのだ、、、日本のスポーツ文化の問題に関わることなんだけど。

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