なんか普通に完敗してるんだが…

2014.04.21

日本時間昨夜のエヴァートンVSマンチェスター・ユナイテッド。かなり前から密かに（?）期待していた一戦…なんだが、どちが上位クラブなのかわからん。エヴァートンにごくごく普通に負けておるユナイテッド。これが世界に冠たるメガクラブ、マンチェスター・ユナイテッド??

フルタイムのスタッツでは、ポゼッションは相当上回ってたんだがね。ろくにいい形でシュートが打てないし、攻撃の形がない。守備はスカスカ。後半途中からは、スモーリングだかがルカクをマンマークみたいに対処して、やっと追加点を免れてた感じ。ルーニーだって、ケガの影響だか何だか知らんが、さえないプレーばかりで、こんなんだったらエルナンデスでもウェルベックでもスタメン起用すりゃいいんじゃないのかね。その後の交替カードの切り方も疑問多し。ルーニーに頭が上がらないんだろうな、監督が。エヴァートンはユナイテッドに持たせて（?）速いカウンターで、ユナイテッドの弱点をズバズバ突くと。これで今シーズンの両者の対戦はエヴァートンの「ダブル」（ホーム/アウェイとも連勝）で終わったという、史上初（←史上初ではなく、44年ぶりとのこと。失礼しました）の出来事だそうで。しかも、前回の対戦よりも昨夜の方が内容的に差が開いてないか。
しかし昨シーズンのチャンピオンチームがこんなパフォーマンスってのも、選手の放出はなく、衰えの見える選手はいるとはいえ、さらに何人か大金（巨額）払って獲得し、新戦力も出て来た中で、こりゃ采配とチームづくりに問題があると見るのが普通。これでもモイーズを続けさせるんかね、ユナイテッドのフロント。その感覚は全くわからんな。
エヴァートンは、言わずもがな、昨シーズンまでモイーズが長年監督していたクラブだが、フットボールの中身はクラッシックなもので、特に魅力を感じないが、でもまぁモイーズのフットボール観ってのはこんなんだろうな。それがユナイテッドではできなくて、モイーズの方が不満タラタラなんじゃないか。ただ、エヴァートンの戦い方は、ハツラツとしたチームの雰囲気がないと無理っすね。それに、ユナイテッドの戦い方じゃないっすね。中位クラブの様式でしょ。それを持ち込もうというのが、そもそも間違いなんじゃないか。
とは言え、エヴァートンは必ず味方同士のトライアングル（三角形）ができてたぞ。ユナイテッドには全くそれがない。香川とマタが同時出場の時は見られた（やや歪な形ではあったが）のはキャプ画像でも皆さん確認していると思うが、この日は全然ダメ。これって日頃のトレーニングで全然やってないんだろうな。
さて、後はユナイテッドがヨーロッパリーグ出場権はなんとか獲得してしまうかどうか、っちゅうところですな。香川はやっぱり、このクラブは出た方がいいんじゃないか。

シュツットガルトの酒井高徳が、左サイドバックからオーバーラップでゴールライン際で見事なすり抜けで相手ディフェンダーを交わし、見事なグラウンダーの折り返しでアシスト。あんなプレーできるん。…んで、ゴールした味方選手へ向かってのダッシュのスピードが凄かった（笑）

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