人工芝ピッチはケガしそうだな…

日本時間午前11:00からの、なでしこ、カナダとの2戦め。試合結果はどうでもいいんだが、ロスタイムに2-2に追いつかれてから勝ち越してしまうという、なんとも日本人が喜びそうな試合となった。TBSが地上波じゃなくBSでの放送だったから、見た人はあんまり多くないだろうな、もったいない。

しかし来年の女子ワールドカップ、人工芝ピッチで開催するそうだが、出場国を24ヶ国に増やして過密日程だし、大会が終わったらボロボロなんじゃないか。膝、足首、腰に来るだろう。選手生命の短縮にならないように願いたいものだが、そういうところも考慮に入れて采配しなきゃならんっていうのもタイヘンだな。
この試合、予想どおり大幅にメンバーを入れ替えてテストの意味合いが強かったと思うが、スターティングフォーメーションを見て、なんで永里をフォワードで起用しないんだって思ったが、コーナーキックのこぼれをダイレクトで叩き込んだ永里のゴールは技術的にも見事だったし(呼び込み過ぎず、前で蹴りつつも上手くふかさないで叩いた)後半から(菅澤のケガで??)出場した大儀見は、どこのイブラヒモヴィッチかと唸ってしまう見事なゴールを決めるし。最後の鮫島は、オマケとは言え、相手ディフェンダーにプレッシャーをかけて奪っての見事なゴールだったが、その後ろに宇津木が全速力で来ているのも素晴らしい。ま、鮫島と宇津木は最後にピッチに慣れさせるために出場させたんだろうが(それも見事なベンチワーク)カッチリ仕事をする。鮫島はサイドバックでなく1列前の方がいいんじゃないか…本人もそっちの方がいいんでしょ。サイドバックは、元気なスタミナのある対人の強い誰かにしたら?? この試合では上尾野辺だったが、上尾野辺だって中盤の選手だし。いっつもサイドバックは(宇津木だったり上尾野辺だったり)誰かが犠牲(?)になるんだよな。高瀬をコンバートするか?? 使いどころがどうも無いし、でもいくつかの意味で使いたいし。
岩渕真奈はなぁ…スターティングのサイドハーフは、ちょっと無理だろう。トップで使いたいがまだフィジカル的に難しい場合に2列めサイドで起用ってのは昔から定番だが、そっちもナンだったらしょうがないんでフォワードっていう展開も定番だが…バイエルン・ミュンヘンで出場機会が減っているそうだが、どうかねぇ。永里はもっと使えばさらに使えるかもしれない。だいぶ力強さが出て来たが、まだ軽いけど。だからフォワードはちょっとまだナンか。ただシュート技術はあるし、ポツダムでもゴールを重ねているし。
あと、熊谷のロングフィードは何度かホ~っていう感じだったな。
しかし宮間も終盤に使ってしまったし、宮間を1トップ下に入れた4-5-1のお試しは悪くなかったが、ますます戦術・大儀見になっちゃうかもな。でも、そうならざるをえない…もしくは、それでもよい的な戦いの進め方もしなきゃならんだろ。2012年のロンドン・オリンピックの時だってそうだったし。現実的に勝ち上がることを目的にした戦い方というか。そういう点でも、宮間を1トップ下に入れた4-5-1のオプションは、悪くないですよ。宮間も、先日のアジア大会のような酷使じゃなく、大事に使わないと。

昨夜はドイツのカップ戦があったんだが、ドルトムントの試合映像(カップ戦の映像)を日本テレビが朝の番組(情報番組??)で流すとは、まぁ新鮮。ロイス、香川、グロスクロイツ、ロイス、グロスクロイツの細かなパスワークでの崩し、グロスクロイツのマイナスのグラウンダークロス、香川のシュートの当て損ない(?)をインモービレが決めた(だから香川はアシストか??)先制ゴールが魅惑的。まるでどっかのJリーグのクラブの崩しだな。でもここまで崩す必要あるのかよ…って言ってた人がいるが、まぁそれもわかるというか一理あるわな。

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