オリンピック代表のオーバーエイジ。
2016.04.17
スイスのヤングボーイズ所属の久保裕也が、スウェーデンはイブラヒモヴィッチがオーバーエイジ枠で出てきそうという話を、元スウェーデン代表のチームメイトから聞いたそうだが、さてさて。オリンピックの前(6月10日~7月10日)にユーロ(ヨーロッパ選手権)があるんでね。スウェーデンはユーロ本大会出場も決めており、当然イブラヒモヴィッチはそっちにも出るわけで。どっちが重要かといえば、それは全然まるっきりユーロだし。
日本チームについては、オーバーエイジ不要という向きもあるようだが、まぁやはり使うべきだろう。ただ、中村俊輔だとか遠藤保仁だとか(あるいは一部旧メディアでは大久保嘉人も出場に関心があるとかいう記事もあったり…)そういう声もあるようだが、それは無いよ。中村俊輔は昨夜のJリーグでも、いやはやスーパーな活躍ぶりで前半の3ゴール全てに絡んでたが(ま、いかにもJリーグらしい突っ込みどころ満載のゴールシーン、展開ではあったんだが)オリンピック本大会は短期間に試合をこなさなくてはならない上に(オリンピックの出場選手数の関係から)ゴールキーパーを含めて18人体制なんで、いくらスーパーなベテランでも普通には考慮に入れられないですよ。そういう名前を上げてるのは、一般のフットボール・フリークだけでなく専門メディアだったり選手OBだったりという例も見られるが、議論を活性化するために上げてんだと思っておこう。本気だとしたら、ちょっと理解できない系だ(笑)
手倉森監督がオーバーエイジ枠に本田圭佑や香川の名前を出したらしいことが、数日前に旧メディアで報じられていたが、これも本気で言ったわけはなかろう。8月というのは海外クラブは新シーズンに向けてチームづくりの時期。この時期に所属クラブを外れるというのは、きわめて得策ではない。クラブでの立場というか存在が微妙だったり、移籍を視野に置いているならいざ知らず。イブラヒモヴィッチ?? イブラヒモヴィッチは現在の所属クラブのパリ・サンジェルマン(PSG)で立場が微妙ということはあるわけないが(確かPSGとの契約は今シーズンまでではなかったか)イブラヒモヴィッチの場合は何かといろんな意味で、自分で行き先を決めるから話が全然違うんで。
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