「衝撃の戦力外通告」云々の文字がメディアで踊っているが…

日本時間本日未明に行われたカップ戦で、三笘がヨーロッパ移籍初ゴール、南野が2ゴール。
映像でちょっと見ただけだが、三笘は味方とのワンツー・リターンを左足でズドン。南野はコーナーキックを味方が競ったボールを、ゴール右から180度ターンしながらの反転シュートで1ゴール、さらに味方の落としにペナルティエリア外からイイ加速で入ってきて、ゴールキーパーとディフェンダーのタイミングをズラしての巧みなフィニッシュ。
ま、カップ戦でのゴールも嬉しいが、やはりリーグ戦でゴールを決めて欲しいところだ。そこは価値が全然違う。

さて、昨日あたりに複数メディアで取り上げられているが、香川真司がギリシャのPAOKで戦力外通告されたとか。
まぁ、特別驚きはしない。ドイツからトルコ、さらにスペイン2部、そして昨シーズン途中からギリシャと、移籍直後はまあまあのパフォーマンスを見せるんだが、すぐに失速してしまう感はあり、これじゃ評判倒れ…だとか、もっと凄いんかと思ってた…とか、そういう批判や失望の声が出ても全然不思議じゃない。
いや、今でも技術・テクニックは日本で有数と思ってる。だけど、試合の中でそれが発揮されないことには。。。

まぁ香川については、このブログでも数え切れないほどエントリーしたり言及してきた。
ブログ内検索してみると、なんとこんなにもヒットする…
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?s=%E9%A6%99%E5%B7%9D

過去記事458件。。。
2010年6月に始まった当ブログだが(それ以前の不定期コラムからブログに移行)ちょうど香川がドルトムントへ移籍するタイミングからブログ化スタートしており、そういう意味では香川のヒストリーとともに当ブログが続いてきたとも言えなくはない…かな。

あれほどキレとスピードとアジリティに優れていた香川がどうしてこれほど劣化(あえてそういう表現を使わせていただきますが…)したのかについて、そして、どうして復活しないのかについて、これは特にフィジカル面、コンディショニング、メンタル等々、様々な角度から分析・研究・考察するテーマかもしれない。トレーニング内容も含めてね。
かつてはヨーロッパ・ベストイレブンにも名を連ね、あのファーガソンが直々に香川を獲得しに(プレミアリーグの試合があるのに)ドイツでやって来たり、我々の大きな期待であったことは疑いの余地もなく、同時にまた、日本人選手が同じような轍を踏まないように、、、ね。

日本(Jリーグ)で見たいかって?? 是非とも見たいとまでは言わないが、Jリーグでのプレーが実現すれば、それはそれで見どころも価値も十分あるだろう。
ただ正直言うと、皆さんが期待するほどのパフォーマンスが見られるかは大いに疑問、、、というところだろうなぁ。
でも、インテリジェンスの部分を含め、見どころ十分ではあるだろう。それは間違いないけどね。その大部分は玄人ウケの範疇かもしれないな、とは思う。

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