モウリーニョいわく、ルーニーは「9番」か「10番」か「9.5番」の選手…
2016.07.07
日本時間、本日早朝に行われたユーロのセミファイナル、ポルトガルVSウェールズは、ポルトガルが快勝。ちゃんと(今大会初めて)90分間でゴール(2ゴール)を奪ってケリをつけた。ウェールズは、ラムジーがサスペンション(累積警告)でプレーできなかったことも大きいが、ウェールズがサイドを起点にしようとしてるのに対して、ポルトガルは4-4-2の中盤をダイヤモンド型にしてきて、起点となるウェールズのサイドにボールが入るとサイドハーフも含めて2枚がスペースを消しに行き、ウェールズの展開を封じていたのが印象的だった。
マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したモウリーニョが、就任記者会見でルーニーについて、自身の中では「8番」とか「6番」の選手ではない…「9番」か「10番」あるいは「9.5番」の選手…と語ったそうで。「8番」とか「6番」とか、「9番」とか「10番」とか「9.5番」とか、わかるかなぁ、、、日本の人に。わかるようになって欲しいなぁ。。。日本のメディアは、フットボール専門メディアですら「8番」とか「6番」を「ボランチ」という風に見出し付けしているものがあったが、それもちょっとなぁ。ま、記事本文では「中盤」と書いているようだが、そう、それが正しいんじゃないのか。誰だよ、見出しに「ボランチ」としたのは。この記事の記者じゃなくデスクなのか?? だとしたら、そのデスク、遅れてるんじゃないの??
今回のユーロでも中盤でプレーしていたルーニーだが、幾つかの試合でサイドチェンジする役割(?)をやってて、絶妙のサイドチェンジ…絶妙のサイドチェンジを連発…などと報じている地元(イングランドの)メディアもあったようだが、あの程度のサイドチェンジのどこが絶妙なんだよ、、、って思いっきし突っ込みたくなったぞ。ま、基本的にイングランドはルーニーが好きというか、かわいいというか、そういうのが根底にあるからな。いわば、ひいき(ないしは甘々)みたいなもんっすな。
ま、ユナイテッドでルーニーがどこでプレーするかはともかく、モウリーニョはレアル・マドリード監督時代に香川を獲得しようとしたことは知られている話。明らかにサブの構想だったので移籍は成立しなかったらしいが、モウリーニョが香川を評価していたことは間違いなかろう。レアル・マドリーの監督を退任して再びイングランドへ、それも再びチェルシーの監督に就任したが、ユナイテッドの監督を退くことを決めたファーガソンがモウリーニョを後継に考えていたことも事実らしい。しかしそれは諸般の事情で実現せず、3年遅れで実現したわけだが。
ファーガソン退任時にモウリーニョ監督就任が実現していたら、香川はユナイテッドで2年めのシーズンを迎える時であり、モウリーニョは香川をどう使っただろう、、、などと想像してみたりする。
ちなみに、モウリーニョ監督時のチェルシーからシーズン途中の移籍(1月の移籍)でユナイテッドに移ったマタは、ユナイテッド監督にモウリーニョ就任で、やはり構想外らしい。
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