U-18プレミアリーグ。

プレミアリーグEASTの最終節、FC東京U-18と青森山田高校のプレミアリーグEAST優勝が賭かった試合をスカパーがライブ中継してくれたので、見させていただいた。
ぶっちゃけ、たいへんイイ試合で見どころも満載。ヘタなJリーグの試合よりずっと面白い…という声が聞こえてくるような試合。流行りのデュエルでも、たいへん見どころがあり、身体の入れ方、コンタクトスキル、ボールの奪い方、イーブンのボールをスライディングでモノにする技量といい、今後がたいへん楽しみな選手たちのプレーだったかと。

先日のJユースカップを見ていても思ったんだが、アンダー世代(U-18)の試合内容は、個人の技術的にもチーム戦術的にも結構高いものがあると見て取れ、これがトップチームになると、どうしてああなっちゃうんだろう…という率直な感想がなくもない。ま、トップチームは全然違うのは当然ではあるが。ただそれだけ、U-18世代が充実してきていることは間違いないだろう。指導者の充実もあるんじゃないか。プロとして選手経験を積んだ指導者、国際経験を積んだ指導者の存在が増えてきたこと。
普通にはトップチームのベクトルがアンダー世代にも引き継がれる(そのベクトルに沿ってアンダー世代の育成がなされる)ものだと思うが、日本のフットボールは「逆」というか、プロリーグが発足して「まだ」四半世紀で、そのようにはなってない。まぁ、ここからでしょう。

ちなみに今日のこの試合、FC東京の小平グラウンドで行われたんだが、折角の優勝の賭かった大一番なんだから相応しいスタジアムでやればよかったのに…と思ってたが、中継を見てるうちに、通常のスタジアムからの試合中継だと、カメラワークとかが(毎度のように)ナンになってたかもな、、、と思い改めたり。FC東京の練習グラウンドでの中継、なかなか近くてよかった。ギャラリー、、、あ、いえ、観戦者も1000人以上も詰めかけ、こういう風景から本来は国内リーグが始まっていった(始まっていくものだった)んだろうな、、、とも思ったり。ヨーロッパの1960年代とかの試合風景って、写真でいろいろ見てきたが、トップチームの試合もこういう原風景(その中にすし詰め、すずなりに観戦者がピッチを囲んでいる)なんだろうな、と。

来週(17日の土曜日)は、U-18「チャンピオンシップ」が青森山田高校と(プレミアリーグWEST優勝の)サンフレッチェ広島ユースの対戦で行われる。こちらも非常に楽しみ。この試合はBS朝日でライブ中継、録画放送はほぼ1週間遅れの翌週金曜日深夜にテレビ朝日地上波と、ほぼ1ヶ月遅れでCSのテレ朝チャンネル。

ちなみに、今日の試合の実況アナウンサー、盛んに(しつこいくらいに)これが高体連の意地…などと連呼していたが、頭が古いんじゃないか。確かに高校は高体連所属だわさ。だけど、高体連とクラブ側(クラブ連盟であったりJリーグ)が争ってるんじゃないだろ。そんなに煽りたいか?? 高校サッカーの番宣かよ。。。

スカパーは来年もこういう風に、アンダー世代の試合を放送して欲しいね。

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