対戦相手の監督にもメディアにも絶賛だった大迫。
2016.12.14
先週末のケルンVSドルトムント、ケルンはいつものモデストと大迫の2トップではなく、2トップの下に大迫を置くフォーメーションを採用。その前の試合でも大迫は途中から中盤に下がってゲームメイクしておったが、ケルンはいかんせんケガ等で選手の離脱が多く、苦肉の策か。んで、その大迫のパフォーマンスが対戦相手のドルトムントのトゥヘル監督に称賛の言葉をもらっておったし、メディアからもドルトムントの中盤センターのビルドアップを阻止した的なコメントともに絶賛されておりますね。
確かにドルトムントのヴァイグルとかカストロの展開を封じ、潰し、身体を入れたボールキープで見どころ満載。前半はほとんど攻撃に絡めなかったが、後半に入ると前を向いてボールキープできるようになり、モデストに出したスルーパスは見事で、あれは決めてよね~って場面。。。その他にもオープンスペースへ動いてチャンスメイクと、実にいいプレー。ただま、ケルンでこの位置でプレーしてるとなかなかシュートチャンスが無さそうではある。
まぁとにかく、ボール際の競り合いは本当に素晴らしい。日本のチームも、全員がこれくらいやるようにならないと、っすよ。話がそれるが、クラブ・ワールドカップの鹿島アントラーズの試合をを見ていても、金崎はさすがのフィジカルの強さとポストプレーを見せていて、身長とか身体の強さ云々は関係なく、技術や技巧を含めて(交えて)誰もがあれくらいやってくれないと…って思いながら観てますね。
それと、日本産の優れた選手たちはこれまでの系譜を見ていても、いわゆるトップ下が得意です…っていう選手を大量に輩出してきたわけだが、そのトップ下しかできない(「できない」とはやや言い過ぎかもしれないが)って何なのかなぁ、、、と思いますね。
今どき、トップ下を置く基本戦術は少ないわけで、フォワード(セカンドトップなりシャドーの位置)であっても、中盤サイドであっても、あるいは0.5列後ろの中盤センターであっても、同じようにできなきゃしょうがないでしょう、、、ってば。
この試合の大迫のパフォーマンスを見ていて、あらためて思いましたよ。トップ下です…っていう選手って何だろうな、、、って。大迫はずっとフォワードをやってきたわけで、その選手がこういうパフォーマンスやっちゃうんだよ。じゃ、日本産(製)のトップ下です…っていう「仕様」は何なの??
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