開幕スタメンの期待がかかる柴崎、監督の評価コメントにも関心をもちたい…
2017.08.14
リーガ1部昇格を最後に争った相手、ヘタフェに移籍した柴崎岳だが、プレシーズンの評価は地元で上々のようで。つい先日はアトレチコ・マドリードとのプレシーズンマッチを行い、柴崎は4-2-3-1の2列め中央…日本でいうところのトップ下でスタメン起用され、地元メディアもたいへん高い評価を与えてくれた模様。
ただま、この位置で起用されるなら、スルーパスやラストパスもイイんだが、やはりゴールを奪ってくれないと、、、ということになってしまうよな。ま、そんなことは当の御本人がわかっているでしょうが。
ヘタフェの監督のコメントは、ゲームを作ることのできる選手と評価しつつ(しっかり頑張れる選手という評価も…)タメを作ってくれるタイプではないと明言。そのとおり。で、足元の技術も評価しつつ、プレスをかけられてもボールキープできるようになることが課題、、、と。いや、まったくそのとおりだと思うが、こういうのって結局、どの日本人選手にも共通してる部分ですよね。そこをどう克服していくか、ってところでしょう、まさに。
それと、あまりにゴールがないと、ゲームメイク能力は必要なんで1列下げた位置で起用する、、、っていうことにもなりかねない。その位置ならば、なおのことボールを失わないことはもちろん、ボールを奪う能力も必要になるだろう。日本人選手がヨーロッパのクラブでどんどん位置が下がっていくっていうのは何度も目にしてきたんだが、位置が下がったら下がったで、さらに必要な能力ってもんがあるし、高い位置で起用してもらい続けるなら、ゴールに直結するプレー、そしてゴールが必要になる。言ってしまえばシンプルな図式ではあるんだが。
なんにしても、リーガ開幕戦は今週末。最初の試合が肝心であることは、過去の歴史が物語っている。是非とも目に見える結果を期待したい。
地元サポーターからも補強の最も大きな目玉だったと大いに認められているらしいが、それはあくまでプレシーズンのこと。開幕してからも、その評価が続いてくれることを願うばかり。なにしろ「10番」だもんな。手の平返しも早いし。
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