フットボール以前に、走力とか、アスリートとしての基礎能力に課題を感じるのは当然だろうなぁ…

日本時間今朝行われた、「なでしこ」のアメリカ遠征第2戦、オーストラリア戦。オーストラリアは既にこの大会でアメリカに勝っており、相当厳しい戦いになることは織り込み済み。日本チームは、先のブラジル戦から、横山と田中美南の2トップと、中盤の中島、センターバックの市瀬を除いて(途中起用だった選手も居るが)スタメン入れ替え。国際試合経験の少ない選手も多く、まぁ展開としては予想どおりになってしまった感はありますわな。

それでも、田中美南の相手センターバックへのプレスとボール奪取から、シュートは相手ゴールキーパーに阻まれたが、そのコーナーキックから田中美南がヘッドを決めて序盤で先制。ところが、陣形をコンパクトに保とうとしつつもプレスが機能していないと容易に裏を取られるのは当然で、即座に(豪快に…)追いつかれ、こちらのフリーキックをバックパスしちゃって、それをかっさらわれてアッサリ逆転を許すなど、もうちょっとシッカリやってくれないですかね、、、っていうところ。結局、前半で3失点。3失点めも、ドカ~ンと蹴られたボールのワンバウンドの処理を誤ったもので、少年サッカーかよ。。。
この試合を見た私の周囲からいろんな声が聞こえてくるが、まぁね、フットボール自体の前に、アスリートとしての基礎能力にも、もうちょっと意識を置かないとなぁ。なでしこリーグでプレーしてる選手たちにね。なでしこリーグの各チームのトレーニング環境がなぁ、、、これが心許ないんで。。。
なんか、日本の女子スポーツ環境お縮図のように思えても来る。

来年4月にはヨルダンで女子アジアカップがあり、再来年はフランス開催の女子ワールドカップ、その次は東京オリンピック。日本サッカー協会として、どのような強化プロセスを描いているのか、そろそろ聞きたいところ。なんか、あまり重視してなかったりしないか?? 2023年の女子ワールドカップ開催も、オーストラリアでいいんじゃね…って思ってんなら、そう言ったらどうかね(笑)

女子アジアカップはワールドカップの予選も兼ねており、アジアは「5枠」も与えられているんで(8ヶ国の中で5位以内だから)そこはさすがに大丈夫だろう…とおっしゃる向きが多いが、先日ポット分けが発表され、日本は開催国のヨルダンとともに「ポット1」に入れられたが、「ポット2」や「ポット3」を見てみると、オーストラリアもしくは中国、さらに韓国と同グループ(4ヶ国のリーグ戦)になる可能性もある。たぶん、2つのグループの3位同士で「5位決定戦」を行うんじゃないかと思うが、そっちを戦うハメになる危険性もないとは言えないなぁ。

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