いい時のバルサより(いい時だけでなく)試行錯誤(?)してる時のバルサが面白い???
2020.02.11
…というわけで、最近いつにも増してバルセロナの試合をちゃんと(笑)見ております。先週はミッドウイークにカップ戦があり、中2日でリーグ戦というコンボだったし。
カップ戦(コパ・デル・レイ)はクオーターファイナル、アウェイのアスレティック・ビルバオ戦に終了間際の失点で0-1と敗戦。ビルバオはカップ戦は強いしな。
リーグ戦(リーガ)はアウェイのベティス戦を3-2で逆転勝ち。
コパ・デル・レイのアスレティック・ビルバオ戦は、それまで何試合かやってた「偽3バック」というか、極端に一方のサイドバック(左サイドのジョルディ・アルバ)をやたら高く張るのを止めて、まぁ普通の感じの4バックで。右サイドバックで起用してきたセルジ・ロベルトを1列上げて中盤右に配し、グルーズマンをスタメンから外したのでメッシの1トップのような(それもメッシだから「偽9番」だが)前線で、アンカーを置いた4-1-4-1のようなシステムのように見えた。
ま、なかなかゴールを奪えず、90分を超えたアディショナルタイムに失点してしまったんだが。
ま、リーグ戦でも中位あたりのクラスのアスレティック・ビルバオも、バルセロナ相手でも全然臆することなくボールを持ち展開し…と、日本のチームもこれくらいの領域に早く行かんかね、、、と思いましたね。
そういうわけでカップ戦で敗退してしまったので、この3日後のリーガのベティス戦ではさてどういう戦い方をするかと思っていたんだが、この試合ではグリーズマンをスタメン起用してメッシと2トップの形。4バックでセルジ・ロベルトをやはり中盤右に配置。アンカーを置いてビダルを中盤の中央に起用。そこに置くと日本人はすぐに「トップ下」と言っちゃうんだが、う~ん、、、ま、とにかく中盤はアンカーを含めて4枚と。
そう書くと普通に4-4-2かよ…って感じになるんだが、中盤の4枚は流動的…それも縦に流動的。スタート時はアンカーの前に3枚がラインを形成していたし、アンカーのブスケツに、セルジ・ロベルト、デ・ヨングの3枚がラインを形成してビダル1枚が高く位置を取ったり、ビダルはメッシとグリーズマンが左右に開いて中央最前線(1トップみたいに)張ったり。ブスケツもアンカーではあるが、2列め高い位置まで行ったり。
…と、まぁ千変万化。実際それで2列め、3列めからゴール前へのスルスルと飛び出してデ・ヨングがゴールを決めるし、ブスケツも(こちらはセットプレーだが)ゴールを決めるし、なかなか楽しませてもらった。
まだまだ試行錯誤が続くと思うんで、こういう変化というか苦心というか工夫というか、こういうプロセスを見るのも面白いっすね。
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