劇的な勝利でスタジアム大盛り上がり…
2013.07.09
先週末のJ1、アルビレックス新潟VS柏レイソルは、終盤に田中亜土夢のスーパーショットで追いつき、ロスタイムの岡本英也の見事なゴールで逆転勝利。新潟スタジアムは大歓声。
先制ゴールの川又のヘッドもよかった。強敵に劇的な勝利は、スタジアムが大盛り上がりになる。
そんなのを目にするといつも思い出すのは、1998年4月のサンフレッチェ広島VSヴェルディ川崎の試合。この年、サンフレッチェは経営的事情で高木卓也などを放出して、新たなチーム作りに臨んだシーズン。まだ延長戦が行われていたこの頃、先制しながらも終盤に追いつかれて延長戦に…まだネーム・バリューのあったヴェルディに対して懸命の戦いを展開したサンフレッチェが2-1で勝った試合。試合終了のホイッスルが鳴った時、スタジアムの観客が立ち上がって拍手してたんだよな。とても印象的な光景だった。あれはビッグアーチじゃなくて広島スタジアムだった。
そういうのを見れば、観客は納得してくれる。あの試合は、それを如実に感じさせてくれた試合だった。
Jリーグ(J1)の観客動員数が伸び悩んでいてやや低落傾向にあることが最近しばしば取り上げられるが、昇降格制度のある中では、ある程度(クラブのスタジアムのキャパも違うので)そういう増減が出ても仕方ないことでもあるし、実はJ1でも最多動員力を持つ浦和レッズ、それに続くアルビレックス新潟の集客が落ちていることが直接の原因なんだけどね。そこに頼っている(左右されている)のは問題ではあるんだが、そこを理解・認識しないで単に伸び悩んで低落傾向というフレームでしか記事を書けない旧メディは、やっぱりナンだ。
ところで、そのアルビレックス新潟VS柏レイソル、レイソルの田中順也がジョルジ・ワグネルに替わってピッチインして、見事なクロスやコーナーキックを蹴っていたが、ちょっとモデルチェンジか?? 今でも、国際舞台で活躍するアタッカーとして期待してるんで。
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