デュイスブルクで行われたチャリティーマッチ。

印象に残ったのは長谷部のドリブルシュートと奥寺氏のヒップアタックだった(笑)…こういうチャリティーマッチは、海外じゃぁ日本と比較にならないくらい上手いというか見事だよね。いっつもそう思う。

長谷部のドリブルシュートは、中盤でボールを持ってドリブリングで前進、相手のチェックを受けるとナンとかルーレットみたいに1回転ターン、そしてさらにドリブリングしてシュート…シュートはナンだったが、そういうドリブルからの凄いゴールを決めてたよねぇ、浦和レッズの頃は。しかも試合終盤にやっちゃうんだから、インパクトあった。ドイツに行ってすっかりそういうのは影を潜めてしまったが、でもまだ持ってたんだ(無くしてしまったわけじゃないんだ)と思ってちょっと嬉しかった。
奥寺氏のヒップアタックは、相手ゴール前の競り合いで、相手より何秒も早くジャンプしてしまってヒップアタックで跳ね飛ばしてしまった…ありゃファウルですな。奥寺氏のことなんて全くご存じないだろうが、1970年代(70年代だよ!!!)半ばにドイツに渡って活躍。渡欧するフライト直前に釜本氏(1968年のメキシコ・オリンピックで7ゴールで得点王)と空港で対談してた記事をよく覚えている。釜本氏は最後に(?)しばしの沈黙の後(?)いきなりこう言ったんだそうだ…「しかしオマエ、度胸あるよ」「オレにはその勇気がなかった」って。釜本氏は何度も声がかかったのにチャレンジしなかったんだよね。でもあの当時、それを臆病とか勇気がないなんて、とてもとても言えない。でも、その釜本氏の言葉には、いろんないろんな思いや重みがこもっていると今でも感じる。
このチャリティーマッチ、義援金も1億円を軽く超えたんだってね。そこもスケールが違う。チャリティーマッチそのものへのスポンサー費自体も大きいようだし、スポンサーがつくこと自体そもそも違う。

ところで、コパ・アメリカに日本の代替出場となったコスタリカは、その前の6月にゴールドカップ(北中米カリブ海サッカー連盟による大陸選手権)があるので、コパ(7月)にはU-22+オーバーエイジ5人で出場するらしい。どっかの国と違って柔軟ですな。ま、一概にそう言い切ってしまうのは適切でないのはわかっている。でも、対応策というか何ていうか、やっぱり日本サッカー協会とは全然違うという風に思える。

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