チャリティーマッチでの財前宣之ゴール&コパ辞退の件。

昨日はドイツのデュイスブルクだけでなくタイでもチャリティーマッチが行われ、ネットに上がっている映像で見たけれども財前宣之の素晴らしいゴールが見られてオツだった。

財前は昨年からタイのクラブでプレーしてんだよね。1993年の日本開催のU-17ワールドユースやら、ベガルタ仙台が初めてJ1に昇格を決めた試合での試合終了間際のゴールやら、いろいろ思い出すね。
ちなみにタイでのチャリティーマッチは中田英寿氏の Take Action によるもので、ダーヴィッツも出場して前園とのワンツーでゴールを決めてたようだ。

さて、既に周知のこととなっていたとおり、コパ・アメリカ出場辞退がようやく昨日正式発表に。辞退自体は仕方ないかもしれないが、ここに至るプロセスのプアさには本当に嫌になる。こういうの、サッカーだけのことじゃない。日本は何でもそう。原発事故だって。
コパ出場辞退については、サッカーファンの中にも、ギリギリまでやってみてダメだったんだから仕方ないっていう人もいるようだ。それよりずっと以前から、中途半端なメンバーで臨むなら辞退すべき、という方もおられた。おっしゃることはわかる。特に後者については一理あると思う。
今朝の朝日新聞で稲垣編集委員のコラムで、アジア・チャンピオンズリーグの審判で来日したレフェリーが、放射性物質を恐れて弁当(会場で試合前に渡された弁当のことでしょう)に一切手を付けなかったというエピソードが書かれていた。今はこういう時だ。日本代表の強化の機会を失ったということではなく、それよりもむしろ、こういう時に、こういう時だから、コパの場で国内外に対してやれること、やることがあったのではないかと思うわけで…その貴重な機会を放棄(あえて「放棄」と書きます)してしまった。

このサイトでは、日本サッカー協会・小倉会長ならびに原技術委員長の記者会見の内容が詳細にアップされている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/2011/text/kaiken/201105170021-spnavi.html (スポーツナビ「コパ・アメリカ出場辞退会見」)
いろいろと「努力」の経過を述べておられるが、そこにキレとか明確性は感じられない。面倒なのは御本人たちが、きわめて明確・誠実と思っていること。今回のプロセスを経て、南米はもちろん、ヨーロッパの日本人選手所属クラブともよい関係が築けた、などと強調しているようだが、いつも安直にそういう自負を口にするが本当ですかね?? アナタだけなんじゃないの、そう思ってるのは?? …って突っ込みを入れたくなるのは私だけじゃないだろう。

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