ワールドカップ・アジア最終予選、オーストラリア戦(その3)…監督問題はいかにも日本らしい終息の図り方(苦笑)

既に多くの方々が議論されているので、私から詳細に書くこともないんだが、今回は気迫と懸命の戦いで幸運も呼びこんでオーストラリアに黒星を付けたが、いかにも付け焼刃な4-3-3システムで、今後も好転するとは思えない。
あるいは、結果的にグループ2位以上に入ってワールドカップ本大会へストレートインしたとしても、いかにワールドカップ予選は内容ではなく結果といっても、現状のコーチングスタッフはとてもとても容認できるものではない。
11月の2戦に仮に連勝できたとしても、次の1月まで少し時間があるんで、そこで監督・コーチングスタッフを替えるべきというのが私の意見ですね。
オーストラリア戦の翌日にはJFA会長が、翌々日(昨日)には技術委員長が、相次いで監督交替の考えは全く無いことを強調しているが、そこに我々が納得できるような論拠は見られない。そこも我々が不納得の大きな要因があるという点も、関係者は強く認識すべきだろう。

まぁね、DAZN中継でも試合後、岡田武史氏(2度もワールドカップを戦った実績を持つ人物)ですら、森保氏はそういう熱いヤツだ…みたいな、サッカーのことを24時間・365日考えている人間だ…とか、日本のサッカーを本当に良くしようと思っている人間…などと言っていたが、まぁJFA周辺というか、日本のフットボール界の牽引役的立場(年齢というか世代というか)にある人たちの中では、どうしてもそういうハナシになるんだな、、、と実は感じたんですよね。
もっとぶっちゃけると、試合中のコメントは(さすがに歴戦の人物と思わせる)的確で鋭い岡田氏でさえこうなのかと、少々ガッカリ感はありましたね。
ま、岡田氏もこの一戦には相当入れ込んでいたようだから、良い幕切れとなったことの安堵感、高揚感もあったろうしな。
ただ試合後に森保氏が、スタンドのサポーターに向かって地声で一緒にワールドカップに行きましょう…と言ってたり、その前にピッチ上で円陣を組んで(そこで何を話してんだろうと思ってたんだが)俺ら生き残ったぞ…と絶叫してたらしいが、そういうのを聞くと全くもって超・微妙な感を持ちますね。
こんな言葉を使わせていただくと、、、あ、いや、止めておこう、、、ま…ちょっと〇〇だな、と。

なお、大迫はオーストラリア戦で60分過ぎに交替したが、その負傷でしばらく離脱するらしいことが今日判明。
堂安はこのシリーズ途中で離脱したが、1ヶ月くらいの時間が必要という報道。
久保建英はだいぶ回復しているらしいが、まだプレーできる状況には時間を要すると思われる。
11月も4-3-3で行くのか、また4-2-3-1に戻すのか、これまた全然わからんが、根本的に戦術やシステムが無いことは明白で、試合途中での修正もできない、選手交替は同ポジションの入れ替えだけ、、、という体たらくで、選手の個人能力と頑張り頼みでしかない、、、さらに加えると戦術的ディテールは選手に丸投げ、、、そういうレベルの監督・コーチングスタッフなわけですよ。
これだけ個々の選手の能力や経験、そして選手層が厚くなってきたにもかかわらず、マネジメントやコーチングスタッフがこうなんだから選手が気の毒。
ジャパンズ・ウェイなどという奇妙なキャッチ(表現)で、日本人しかコーチングスタッフに起用しないらしいけどね。

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