ガンバ大阪VS名古屋グランパスのTV中継。
2011.08.18
昨夜はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場の4チームにより未消化の試合(ガンバ大阪VS名古屋グランパスおよび鹿島アントラーズVSセレッソ大阪)が行われたが、ガンバVSグランパスのTV中継は、まあまあよかったんじゃないだろうか。
試合中のリプレイの挿入が迅速で、挿入回数(場面)も多い。日本の中継によくある、無用に選手の表情やフィギュアを長く映すことをしない。そして必ずまず別アングルを挿入…リプレイは残念ながら大体1回(1アングルだけ)だけだったが、既に始まっている次のプレー中継の妨げにならないように配慮していることは伝わった。最低こういう感じでどこの中継クルーもやって欲しい。
ま、この試合は万博競技場の試合だったので、メインスタンドからのメインのカメラが遠過ぎたけど。陸上トラックがあるので難しいのもわかるが、陸上トラックがあることを感じさせないカメラワークを研究していただけると、ありがたいなぁ。
試合の方は首位攻防戦に相応しく、熱のこもった展開。ここでグランパスを叩いておきたいガンバが積極的に攻勢に出るが、グランパスも落ち着いてポゼッションをはかり鋭いゴールチャンスを作り出す。グランパスの最終ラインは、ガンバの選手にバイタルエリアで前を向かせてボールを持たれる(あえて持たせている??)が、シュートやラストパスを読んだりコースを切って(限定させて)ゴールキーパーとも連携しながら対応。なかなか見事だった。またそれをかいくぐってゴールを奪うガンバの攻撃も見事で、先制ゴールはカウンターからだったが、ガンバのフォワードのラフィーニャがロングフィードを巧みなトラップで受けて味方へはたき、前へ走り込むと見せかけてプルアウェイしてフリーになり、長い距離のグラウンダーのシュートで沈めた。
そんなこんなで見所多く、リザルトは2-2のドロー。名古屋グランパスは試合運びが安定しており、J1優勝へどうも一番近いようだ。こんな感じならACLで早々に敗退してしまうこともなかったろうに…と思うが、震災の影響やらでJリーグも長期中断になり、コンディションや試合勘が整わない中でACLを戦わなくてはならなかったのは仕方なかったかも。ただ、ACL敗退後に、きっとJリーグで優勝してクラブ・ワールドカップに出場するつもりだろう…と思ったが、そのとおりに進めているようだ。スポンサーのトヨタが冠についている("TOYOTA presents")クラブ・ワールドカップだもんな、出場しないとダメダメだろうから。
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