2007.12.15 Saturday
今週の土曜日は
毎度、金子でございます。
私は今回のゲームでは役者としての出番がなく、残念ながらアメリカには行けなかったというお話は何度か書かせていただきました。でもその代わり舞台裏では黒子として、あまたの作業をこなして参りました。それもなかなか興味深く、やりがいのある仕事でありました。
そして、その黒子仕事のひとつが、KITAどのがアメリカでお召しになった白衣の調達でございます。
ただしプロデューサーより「白衣を探してきて」と依頼されたのが、皆様がアメリカに出発する前日の午後5時。こんな時間から白衣を探すなんて、ホワイトサンズの中で白クマを探すようなもの!?(ホワイトサンズに関してはダイスケくんの項参照)
なんでも予定していたストックの白衣が倉庫の中から見つからず、急いで買わなければならなくなったということでした。
私はさっそく白衣専門店、新宿にある「三光白衣」に出かけました。以前、「LADYWB 病院殺人事件」のゲームをつくるときに、ここで白衣を調達したことを覚えていたからです。ところが今回は……。見事に空振り。ここならあるだろうと思ったら、あるのは板前さんやコックさんが着るようなものばかり。また、“ケーシータイプ”といって、漫談のケーシー高峰が着ているような、首周りがハイネックの、大学病院の医局員か歯医者さんが着るような、丈の短いものばかりでした。
そう、私たちが医師をイメージするときの、丈の長い白衣は置いてなかったのです。
私は真っ青になりました。きょうは土曜日、撮影隊の出発は明日の日曜日……。今からどうひっくり返ったって、白衣を探せそうにありません。
悩んだ私は必死に考えを巡らせました。すでに時間は夜の7時過ぎ。どうしよう、知り合いの医者を当たってみようか……。
ふとそのとき、私の頭の中にあるメロディーが浮かびました。
ドンドンドン・ドーンキー♪
もしかしたら、あそこならあるのでは? しかも24時間営業。
さっそく駆けつけてみると……本当にありました。
狂喜乱舞したのは、言うまでもありません。
KITAどのがお召しになった白衣、あれはそんな経緯で見つけたもので、私の血と汗と涙の賜物なのでした。
無事イエローストーンの撮影が終わり、撮影された写真を見てみると、どれもこれも素晴らしい出来上がり。特にKITAどのの白衣が輝いて見えたのは、私の思い入れが強いからでございましょう。本当にお似合いでした。
イエローストーンで撮影の合間のスナップ。左からドクター役のKITAさん、エピソード3の主人公Juさん、学生役のナナちゃん、「世界遺産研究所」所長役のタケシさん、LADYWEB編集長であり写真家の奈々子先生、そして「世界遺産研究所」のスポンサー、マダム・ソフィア役の真美子さん。いずれもひとクセもふたクセもありそうなメンバーです。その中でもKITAさんの白衣がひときわ輝いて……いや、ひときわ“浮いてる”が正しい表現でしょうか。イエローストーン国立公園では、まず見られない衣装です。
私は今回のゲームでは役者としての出番がなく、残念ながらアメリカには行けなかったというお話は何度か書かせていただきました。でもその代わり舞台裏では黒子として、あまたの作業をこなして参りました。それもなかなか興味深く、やりがいのある仕事でありました。
そして、その黒子仕事のひとつが、KITAどのがアメリカでお召しになった白衣の調達でございます。
ただしプロデューサーより「白衣を探してきて」と依頼されたのが、皆様がアメリカに出発する前日の午後5時。こんな時間から白衣を探すなんて、ホワイトサンズの中で白クマを探すようなもの!?(ホワイトサンズに関してはダイスケくんの項参照)
なんでも予定していたストックの白衣が倉庫の中から見つからず、急いで買わなければならなくなったということでした。
私はさっそく白衣専門店、新宿にある「三光白衣」に出かけました。以前、「LADYWB 病院殺人事件」のゲームをつくるときに、ここで白衣を調達したことを覚えていたからです。ところが今回は……。見事に空振り。ここならあるだろうと思ったら、あるのは板前さんやコックさんが着るようなものばかり。また、“ケーシータイプ”といって、漫談のケーシー高峰が着ているような、首周りがハイネックの、大学病院の医局員か歯医者さんが着るような、丈の短いものばかりでした。
そう、私たちが医師をイメージするときの、丈の長い白衣は置いてなかったのです。
私は真っ青になりました。きょうは土曜日、撮影隊の出発は明日の日曜日……。今からどうひっくり返ったって、白衣を探せそうにありません。
悩んだ私は必死に考えを巡らせました。すでに時間は夜の7時過ぎ。どうしよう、知り合いの医者を当たってみようか……。
ふとそのとき、私の頭の中にあるメロディーが浮かびました。
ドンドンドン・ドーンキー♪
もしかしたら、あそこならあるのでは? しかも24時間営業。
さっそく駆けつけてみると……本当にありました。
狂喜乱舞したのは、言うまでもありません。
KITAどのがお召しになった白衣、あれはそんな経緯で見つけたもので、私の血と汗と涙の賜物なのでした。
無事イエローストーンの撮影が終わり、撮影された写真を見てみると、どれもこれも素晴らしい出来上がり。特にKITAどのの白衣が輝いて見えたのは、私の思い入れが強いからでございましょう。本当にお似合いでした。
イエローストーンで撮影の合間のスナップ。左からドクター役のKITAさん、エピソード3の主人公Juさん、学生役のナナちゃん、「世界遺産研究所」所長役のタケシさん、LADYWEB編集長であり写真家の奈々子先生、そして「世界遺産研究所」のスポンサー、マダム・ソフィア役の真美子さん。いずれもひとクセもふたクセもありそうなメンバーです。その中でもKITAさんの白衣がひときわ輝いて……いや、ひときわ“浮いてる”が正しい表現でしょうか。イエローストーン国立公園では、まず見られない衣装です。
2007.12.14 Friday
今週の金曜日は
こんにちは、KITAでです。
「Episode0」に引き続き、来年1月1日からは早くも「Episode1」が始まり、
すばらしい世界遺産を巡っていきます。
LADYWEBのゲームシリーズも第8弾を迎えるんですね。
しみじみと今までのゲームを振り返ると年々進化しているのがよ~くわかります。
ゲームシリーズの第1作目は、都内のスタジオで半日くらいの撮影でした。
それに比べると今回の「FIVE STARS アメリカ世界遺産」シリーズは
合計3回にわたってアメリカで撮影ですから、大きく育ったものです。
実は、数あるゲームシリーズの中で僕が白衣を着たのは今回が初めてではありません。
第3作目の「LADYWEB病院殺人事件」で白衣を身に着けて登場しています。
女性患者に向ってピロピロ笛を吹きながら診察するという、やや変態の内科医役でした。
(この時は、シーンの説明を受けてかなりとまどいました。)
なので、今回撮影に入るまではどんなに変わった医者なのかと期待? していましたが、
実際には、主人公をサポートしていく冷静なキャラということで、かなりいい役をいただきました。
その上、左胸に「DOCTOR」と入ったすばらしい白衣まで用意してもらい、
撮影地では観光客から「本物のドクターですか?」なんて尋ねられたこともありました。
ゲームシリーズと同じくらい僕の演技も上達しているといいんですが、
その真価は来年7月のイエローストーン編で…。
「Episode0」に引き続き、来年1月1日からは早くも「Episode1」が始まり、
すばらしい世界遺産を巡っていきます。
LADYWEBのゲームシリーズも第8弾を迎えるんですね。
しみじみと今までのゲームを振り返ると年々進化しているのがよ~くわかります。
ゲームシリーズの第1作目は、都内のスタジオで半日くらいの撮影でした。
それに比べると今回の「FIVE STARS アメリカ世界遺産」シリーズは
合計3回にわたってアメリカで撮影ですから、大きく育ったものです。
実は、数あるゲームシリーズの中で僕が白衣を着たのは今回が初めてではありません。
第3作目の「LADYWEB病院殺人事件」で白衣を身に着けて登場しています。
女性患者に向ってピロピロ笛を吹きながら診察するという、やや変態の内科医役でした。
(この時は、シーンの説明を受けてかなりとまどいました。)
なので、今回撮影に入るまではどんなに変わった医者なのかと期待? していましたが、
実際には、主人公をサポートしていく冷静なキャラということで、かなりいい役をいただきました。
その上、左胸に「DOCTOR」と入ったすばらしい白衣まで用意してもらい、
撮影地では観光客から「本物のドクターですか?」なんて尋ねられたこともありました。
ゲームシリーズと同じくらい僕の演技も上達しているといいんですが、
その真価は来年7月のイエローストーン編で…。
2007.12.13 Thursday
今週の木曜日は
Episode0が始まって早半月が経とうとしています。月日が流れるのは本当に早いですね~
GAMEを楽しんでくれた知人曰く・・・「二周り程でかくなった?」やら「丸顔なんだねぇ~」やらイラン感想ばかり・・・
そんなことよりもっと他にないの!?と言いたくなりますが、如何せん事実は受け止めます。本当に太ったんですもの。。。
GAMEのシーンにはありませんでしたが、「本当に運転してたのぉ??」と言われた時のため、実際にアメリカ道を運転している姿をジェフに頼んで撮ってもらいました
こんな私でも300キロ程ちゃーんと運転したんですよ 本当にカメラが向いていない時は観光客でギャァーギャァー騒いでいました
ナビはジェフにしてもらって、お互いに片言の英語と日本語で会話して、なんだかんだずっと笑ってました
しかし、肝心な時に言葉が通じず曲がり損ねたり、止まり損ねたり・・・結局最後はジェフとバトンタッチ決定的なところで役立たずな私でした
GAMEを楽しんでくれた知人曰く・・・「二周り程でかくなった?」やら「丸顔なんだねぇ~」やらイラン感想ばかり・・・
そんなことよりもっと他にないの!?と言いたくなりますが、如何せん事実は受け止めます。本当に太ったんですもの。。。
GAMEのシーンにはありませんでしたが、「本当に運転してたのぉ??」と言われた時のため、実際にアメリカ道を運転している姿をジェフに頼んで撮ってもらいました
こんな私でも300キロ程ちゃーんと運転したんですよ 本当にカメラが向いていない時は観光客でギャァーギャァー騒いでいました
ナビはジェフにしてもらって、お互いに片言の英語と日本語で会話して、なんだかんだずっと笑ってました
しかし、肝心な時に言葉が通じず曲がり損ねたり、止まり損ねたり・・・結局最後はジェフとバトンタッチ決定的なところで役立たずな私でした
2007.12.12 Wednesday
今週の水曜日は
Episode0。。。
もう言わないでもご存知と思いますが制作はすごく大変でした。。。
Episode0の制作が終わりEpisode1制作に入るのですが、
僕の場合すぐ制作に入れないのです。
脚本→構成→制作→作品完成というフローで進んで行くので
制作の立場にいる僕は突然オフになります。
オフって素晴らしい言葉です。
休みですよ、休み。
ただ。。。
ものすごいスケジュールで毎日こなしていて急にオフとなると、
人間何をしていいのかわからなくなります。
突然腕立て伏せを始めたり。。。
近くの公園の池にいる鯉に餌をやったり。。。
ここにきて気づきました。
「俺、一人で遊べねぇ。。。」
結局、次のネタ作りをしています。
いい歳なので一人遊びを覚えようと思います。
もう言わないでもご存知と思いますが制作はすごく大変でした。。。
Episode0の制作が終わりEpisode1制作に入るのですが、
僕の場合すぐ制作に入れないのです。
脚本→構成→制作→作品完成というフローで進んで行くので
制作の立場にいる僕は突然オフになります。
オフって素晴らしい言葉です。
休みですよ、休み。
ただ。。。
ものすごいスケジュールで毎日こなしていて急にオフとなると、
人間何をしていいのかわからなくなります。
突然腕立て伏せを始めたり。。。
近くの公園の池にいる鯉に餌をやったり。。。
ここにきて気づきました。
「俺、一人で遊べねぇ。。。」
結局、次のネタ作りをしています。
いい歳なので一人遊びを覚えようと思います。
2007.12.11 Tuesday
今週の火曜日は
連日、「Episode0:FLY&DRIVE編」への応募が届いておりまして、とても嬉しいです。
しかも、楽しんでくれた上に「すごく参考・勉強になった」という感想が多くて、命を削ってつくったかいがあったというものです。
ただ、これで満足していただいては困ります。
本番はこれからです。
まだ「Episode0」の疲れがとれず、な〜んか調子が悪いんですが、すでに続編「Episode1」の制作が始まっています。今度もスゴいですよ。舞台は、グランドキャニオン国立公園とメサベルデ国立公園。登場人物も一気に増えますし、どいつもこいつも個性的なキャラで、好き勝手に動くので(?)、ゲームとしてまとめるほうは、大変です。どれくらい勝手かは、右の写真で、おわかりいただけると思います。
でも、今回は「Episode0」以上に、アメリカ西部の世界遺産の魅力が、バッチリ伝わる内容になっていると思います。こんなスゴいところがあるのか! と思いつつ、ゲームとしても、純粋に楽しんでもらえれば幸いです。ですので、みなさま、僕の体力を少しだけ心配しつつ、2008年1月1日のスタートを楽しみにお待ちください。
2007.12.10 Monday
今週の月曜日は
撮影現場では、一人なん役も仕事をします。どんな時も、皆働いています。
なので、感動している時はありますが、撮影の合間にボーッと、
景色を眺めているなんて事は、ほとんどありません。
たとえば、演技の合間のナナちゃんとジェフ。
お年寄りなので、ネイティブアメリカンのおじさんの、準備を手伝ったり、
強い日射しで、彼が体力を消耗しないように、レフで(撮影用の、光を反射させる道具)
影を作ったりしています。
出演を終了した「神様」は、次の撮影の準備を考えながら、そそくさと着替えに戻ります。
ほら、次の場面での「神様」、すっかり万人にもどり、何事もなかったように
電球のチェックをしています。
皆、よく働くんです。
尊敬すべきプロデューサーは、率先してアシスタントのごとく、走り回ってましたからね。
うちのチームはすごいですよ。
なので、感動している時はありますが、撮影の合間にボーッと、
景色を眺めているなんて事は、ほとんどありません。
たとえば、演技の合間のナナちゃんとジェフ。
お年寄りなので、ネイティブアメリカンのおじさんの、準備を手伝ったり、
強い日射しで、彼が体力を消耗しないように、レフで(撮影用の、光を反射させる道具)
影を作ったりしています。
出演を終了した「神様」は、次の撮影の準備を考えながら、そそくさと着替えに戻ります。
ほら、次の場面での「神様」、すっかり万人にもどり、何事もなかったように
電球のチェックをしています。
皆、よく働くんです。
尊敬すべきプロデューサーは、率先してアシスタントのごとく、走り回ってましたからね。
うちのチームはすごいですよ。
2007.12.09 Sunday
今週の日曜日は
昨日、金子さんがブログで紹介したホテルは、本当に素晴らしいところでした!
カジノだけではなく、施設全体が素晴らしく、ゴルフコースやスパも隣接。
プライベートで訪れたいところです。
全景はこんな感じ……。
敷地内に水路があって、移動はボートです。
ちなみに、こんなおじさんが操縦してたりします。けっこう水路は長く、10分くらいかけてゆっくり移動すると……
向こう岸にカジノの建物が見えてきます。中はかなり広く、ホテルに併設されたレジャー施設というより、立派な建物。
お客さんはホテル客より、近隣の街から遊びに来ている人がメインでした。
ホテルの名前は、Wild Horse Pass Resort&Spa 。
フェニックスにいったらぜひ寄ってみてください。
今回、撮影で使わせていただいた部屋はスイートルーム!
1月1日から始まるエピソード1に出てきますから、ぜひみなさん注意してみてくださいね。
Photo by Nanako Nishiyama
カジノだけではなく、施設全体が素晴らしく、ゴルフコースやスパも隣接。
プライベートで訪れたいところです。
全景はこんな感じ……。
敷地内に水路があって、移動はボートです。
ちなみに、こんなおじさんが操縦してたりします。けっこう水路は長く、10分くらいかけてゆっくり移動すると……
向こう岸にカジノの建物が見えてきます。中はかなり広く、ホテルに併設されたレジャー施設というより、立派な建物。
お客さんはホテル客より、近隣の街から遊びに来ている人がメインでした。
ホテルの名前は、Wild Horse Pass Resort&Spa 。
フェニックスにいったらぜひ寄ってみてください。
今回、撮影で使わせていただいた部屋はスイートルーム!
1月1日から始まるエピソード1に出てきますから、ぜひみなさん注意してみてくださいね。
Photo by Nanako Nishiyama