デル・ピエロが??

オーストラリアのAリーグ、シドニーFCにいるデル・ピエロが契約延長をしない意向とかで、アメリアのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーはJリーグが移籍先候補だとか、お馴染みのイタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じているらしい。

デル・ピエロは親日家としても知られるし、先週の3.11には自身公式サイトで日本に向けたメッセージも送ってくれているんだが、普通に考えたらロサンゼルス・ギャラクシーなんだろうな。っていうか、Jリーグに来てもあんまし通用しないような…さすがにね。一昨年7月のチャリティーマッチで来日してくれたが、確かゴールは決めたけれども動けないし、J1のスピードや俊敏性にはちょっと。要所要所で見せてはくれるとは思うが。デル・ピエロが加わったチームの方も、あんまりメリットは多くないだろう。クラブとしてはどうか知らんが。
でも、来てくれれば当然にして観に行きますけどね(笑)

Jリーグも、昨日のJ1と今日のJ2と数多く見させていただいたが、どの試合も見るべきおtころは多々あり、戦術的な面も考察できたり気づきを与えてもらったりで興味深いんだが、一般的な視点で言うと、ちょっとスペクタクル性が足らないかなぁ。その辺がちょっと弱い。まだまだ弱い。それと、プレミアリーグやブンデスリーガみたいに、スタッツやデータ提示をもっと充実させられないものか。そういうので見るのって、日本人は好きだろ。プレー面で言えば、フォワードの選手の迫力なり凄みなりスキルなり、どうしたってシュートを打つという部分の奥深いワザなり引き出しなり各選手固有の何かもっとドロドロしたような技巧みたいなものが足らない。これじゃぁ国際試合でなかなかゴールは奪えない。どうしたって、スキルや技術に溢れた2列めの選手がゴールゲッターにならざるをえないわけだ。フォワードの選手はある意味潰れ役でね。それと、ディフェンスラインの選手の身体を使った卓越したディフェンス技術というのが、これはちょっとレベルが低いかも。身体を張るっていうところでは頑張ってるんだが、それとは違う話。相手との間合い、身体の寄せ、至近距離でのせめぎ合い等々、そういうのが弱いなぁ。
でも、フォルランもプレスカンファレンスでコメントしてくれたように、Jリーグ自体のレベルは低いわけではない。先のようなことを書いたけれども、それでリーグとしてのレベルが低い云々ということは別の話であって。難しいリーグですよ、海外からネーム・バリューのある選手がちょこっとやって来て無双できるほどには、そんなには容易いリーグではない。

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