毎年恒例、ガンバ大阪ブラジル人フォワードの中東移籍。
2011.06.18
予想どおりというか「安心のガンバ大阪ブランド」というか、今シーズン加入したばかりのアドリアーノがカタールのクラブへの移籍が決まったらしい。ガンバは移籍金(4億円との噂)を手にすることになる。もう毎年恒例行事っていうところだ。
中東ではガンバ大阪の獲得するブラジル人フォワードを常にウオッチしていて(中東ではJリーグのダイジェスト番組があるとか聞いたことがあるけど)逆に言えば、ガンバの獲得するブラジル人フォワードには絶対の信頼を持っていて、こうしてオファーが来るわけ。またこれには前段があり、ガンバもブラジルから直に獲得してるんではなく、Jリーグの他のクラブで活躍した選手を獲得して、その選手をさらに中東が獲得するという、、、ちゃんと商流が構築されております。
今さらここで書き並べる必要もないと思うが、2007年には大分トリニータから獲得したマグノ・マウベスがサウジアラビアのアル・イテハドへ、2008年にはヴァンフォーレ甲府から獲得したバレーがUAEのアル・アハリへ、2009年にはヴィッセル神戸から獲得したレアンドロがカタールのアル・サッドへ、そして2011年にセレッソ大阪から獲得したアドリアーノがカタールのラッホイヤへ…といった次第。
こういう商流は悪くないと思うけど。ガンバから中東に移籍した選手たちが、例えばACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で日本のクラブの脅威になっているわけでもなく。ガンバに対しては、Jリーグの他のクラブから「強奪」しないで自分でブラジルへ行って探してこいよ、という声もあるけれども、そうとも思うが、他のJリーグのクラブも、ガンバがレンタルでなく完全移籍で獲得してくれるので移籍金が入るし、そこも含めて商流ができていると言ってもよいのではないかと。
そういう単純な話だけで終わることでないことも、一応念頭にはあるけども。
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